香川真司の現在地。再び輝きを取り戻せた3つの理由。
【1】 「4-1-2-3」の「2」の左のポジションでリズムをつかむ。

マンチェスター・ユナイテッド時代、マタが加入した後ぐらいから、香川は「4-3-1-2」の「3」の左や「4-1-2-3」の「2」の左のポジションで、という事を個人的には書き始めていたが、それがやはり正解であると確証を得たのはアギーレジャパンで挑んだアジアカップだった。そして、そこから香川はプレイのリズムを取り戻し、あるいは、自分という選手を最も活かせるプレイの仕方を再確認し、まだ「4-2-3-1」のトップ下でありながらも、クロップ時代の終盤には復調の兆しを見せ始めていた。

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そういう意味では、アギーレとの出会いは香川にとって幸運だったが、ドルトムントの監督がトゥヘルとなり、香川を「4-1-2-3」の「2」の左のポジションで起用し始めた事で、香川は完全にプレイのリズムを取り戻す事ができた。正確に言えば、トゥヘルになってからの香川のポジションというのは「4-2-3-1」の「3」の中央と「4-1-2-3」の「2」の左の中間、もしくは、その両方を兼ねる、という感じだが、それが香川にとってベストなポジション、あるいは役割である、という事は間違いない。


【2】 ポゼッション・サッカーの導入で主役に。

ドルトムントの監督がトゥヘルとなってからの幸運というのは、もう1つあって、それは、ポゼッション・サッカーの導入、という事。ファーガソンが香川に白羽の矢を立てたのも、ポゼッション・サッカーの導入、という事が理由で、まだファーガソンが監督だったマンチェスター・ユナイテッドでの1年目の香川というのは、それなりに輝きを見せていた。そして、なぜモイーズやファン・ハールになってからは輝きを失ったのか、というのは、やはりポゼッション・サッカーの導入、という事が無かったからだと言える。

また、クロップのドルトムントが終盤に苦しくなった理由の1つは、ポゼッション・サッカーの導入、ポゼッション型の攻撃(崩し)の導入、という事ができなかったからだった。しかし、監督がトゥヘルになってからは、クロップのスタイル、ゲーゲンプレッシング、という事は継承しつつも、ポゼッション・サッカーの導入、ポゼッション型の攻撃(崩し)の導入、という事が行われ、香川は再び輝けるようになった。それどころか、もはやその中で香川というのは欠かせない選手となっており、完全に主役となっている。


【3】 改善されたフィジカルと磨きがかかった左足と変化したドリブル。

香川が再び輝き始めた理由はまだある。1つには、フィジカルが改善された事で、プレミア仕様のフィジカルに変えようとしていたが、柔らかさやしなかさを阻害していた過度な筋力が落とされ、あるいは、悪くなっていたボディ・バランスが良くなり、かなり、マンチェスター・ユナイテッドへ移籍する前のドルトムント時代の動きに戻ってきた。そして、2つには、特にパスであるが、左足でのプレイに磨きがかかった事で、やはり、利き足ではない方の足でも質の高いプレイができる、という事は多くのメリットを生む。

3つには、ドリブルの仕方が変化した事で、以前までの香川のドリブルというのは、先に動く事で相手を制しようとするドリブルだったが、最近の香川のドリブルというのは、相手の動きをよく見て、相手を先に動かしてから、その逆を取る、その重心の逆を取る、という感じの、リアクションのドリブルをするようになっていて、特に南米のドリブラーというのは、そういうドリブルの仕方を得意としているが、それをやるようになった、それができるようになった事で、香川のドリブルは再び威力を持つようになっている。





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