ペルー戦 KCC 2007年3月24日
久々に納得できる試合でしたね。ペルーにオシムジャパンが2-0で完勝した試合となりました。前の記事で4バックを予想して、確かに4バックでしたが、「4-5-1 DB型」ではなく「4-4-2 ボックス型」もしくは「4-4-2 ダイヤモンド型」でした。

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試合分析

前半開始15分、後半開始5分、そこだけはペルーの時間帯でしたが、残りの70分は日本のペースでした。オシムジャパンは、ペルーの選手に個人技で突破されることはあったけれども、DF4枚+ボランチ2枚に守備力のある選手を揃えてきただけあって、終始守備が安定していた。そして、ペルーの攻撃もあまり威力が無かったので危ない場面はほとんど無かった。従がって、守備に関しては70点ぐらいの評価ができると思う。しかしながら、攻撃に関しては2得点共にセットプレー、そして、中村俊輔と高原の個人技から生まれたものだけだったので、少し不満が残った。攻撃に関しての評価は50点ぐらいだったと思う。

オシムジャパン・分析

今回の試合は「4-4-2 ボックス型」というよりは、高原と巻の2トップ、中村が右寄りのトップ下、遠藤・鈴木・阿部と並べた3ボランチ、駒野・闘莉王・中澤・加地の4バック、GK川口、という「4-4-2 ダイヤモンド型」だったように思う。つまり、オシムジャパンの初陣となったトリニダード・トバゴ戦と同じような感じで、三都主のところに遠藤が入ったというイメージだったと思う。ダブルボランチに守備的な選手を2枚並べて、サイドバックが積極的にオーバーラップする攻撃のイメージでしたが、駒野の左サイドは機能していたのに対し、加地はすっかり守備の人になってしまったようで、攻撃に関しては牙を失ってしまったようですね。それならばと途中で阿部に代へ中村憲剛を入れましたが、その方が攻撃にスムーズさが生まれたように感じました。
しかし、何にしても、やはり高原と中村俊輔の質の高いプレーが魅せていましたね。高原のゴールはトラップも含めて素晴らしいものでしたし、ポストプレーが抜群に上手くて最高のクサビ役となっていました。試合前ペルーの監督は「あまり日本のことは知らない」とか言っていましたが、どうも嘘臭いですね。なぜなら、高原に対してかなり人数をかけて激しくマークさせていましたから、高原の情報は事前にあったのではないかと思います。そういう意味でも、この試合での高原の活躍は中村俊輔以上だったように思います。
中村俊輔はさすがのFKでした。巻にゴールをプレゼントして、巻への批判を緩和させる効果がある価値あるFKだったと思います。やはり巻を活かすには、巻の頭にピンポイントでボールを蹴れる選手の存在が欠かせないですね。高原のポストプレーと俊輔のパスがあれば巻も活きるということでしょうか(笑) しかし、流れの中では相変わらずの巻でしたが・・・。
ただし、課題というか問題点もあって、それは、このメンバー構成だと、相手のDFの裏で勝負する選手が存在しないことですね。駒野と加地というサイドバックにその役割を担わしたのだと思いますが、やはり、FWないしはMFに1人ぐらいは相手のDFの裏で勝負できる選手が欲しいところです。この試合で、流れの中からの攻撃がいまいちだった、シュートまで繋がった攻撃が少なかった、と感じたのは、これが原因だったと思います。後半途中で羽生を入れましたが、高原(ポストプレーが武器のストライカー)と巻(高さが武器のストライカー)という2トップを選択したならば、中盤に、羽生、二川、松橋、佐藤、家長、水野、という縦に突破できるスピードとドリブル、そして、2列目からの飛び出しができる選手を1人は起用した方が組織としては機能性が高かったように思います。まあ、遠藤ではなく三都主だったならばその問題は解決するのかもしれませんが・・・。

選手評価(10点満点)

巻 :5点:やっと得点したが8割俊輔の得点。
高原:9点:プレーは円熟期。ポスト、シュート、ドリブル、どれもパフォーマンスは高い。
俊輔:7点:やはりオシムジャパンにも「ため」を作れる選手は必要。展開力も機能性が高い。
遠藤:6点:守備的な役割負担が多くガンバのようには活躍できないのが残念。加地が守備的なのでボランチで起用したい。
阿部:6点:守備ではソコソコだったがボールを奪われるシーンが目についた。
鈴木:6点:守備的な選手が周囲に多かったのでいつもよりは負担が少なかったと思う。
駒野:7点:攻守に活躍。左では厳しい内容も続いたが、この試合では高いパフォーマンスを発揮していた。
加地:6点:すっかり「守備の人」。守備では安定しているので安心感はある。
中澤:6点:対人守備とボールコントロールに微妙な不安定さがある。全盛期は過ぎたのか・・・?
闘莉:6点:守備は安定していたので問題ないが、フィードでのミスが目立った。
川口:6点:相手FKの場面で壁を3枚にしたのは川口の指示か?
憲剛:6点:いつも通りのゲームメイク力を発揮していた。
羽生:4点:試合の流れに入れず。
矢野:4点:アピール不足。
水野:*点:出場時間短。
家長:*点:出場時間短。
藤本:*点:出場時間短。

試合後記

ペルーの選手はボールキープ力があって個人技も高かったのですが、まだチームが新しくなったばかりなのと、主力が抜けていたのが影響して良いデキではありませんでしたね。これで日本代表としてはペルーに初勝利したわけですが、どちらも主力を集めた試合となれば、まだまだ日本は厳しいだろうなぁ、と感じました。人数揃えた守備でも個人技で突破されていましたからね。やはり一対一や一対ニでも勝てる個人の攻守の能力を高めないと世界は遠そうです。

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