シリア戦後のハリルホジッチのコメントから。能動的に自分たちの戦い方をコントロールする力が必要。
「スペクタクルなプレイを意識し過ぎて攻撃のオーガナイズが少し崩れてしまい、そこを相手にうまく突かれてしまった。」

しっかりとした守備から攻撃、という戦い方ができないと、そのチームは真に強いチームとは言えない。シリア戦について言えば、相手に上手く突かれてしまった、というよりも、日本が上手く戦えていなかった、という方が正しいと思う。なぜそうなってしまったのか、という理由はあったと思うが、だからと言って、それで良かったという事ではない。きちんと先を見据える事が必要なのではないだろうか。

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「オーガナイズがよくされたチームに対して、我々がオーガナイズを崩し過ぎた。25分から30分くらいは、我々のブロックはできていたが、それから全員が広がりすぎて簡単にパスミスをして、相手が自信をつけてしまった。今回の教訓として、我々は攻撃の時もしっかりとオーガナイズをできないと、こういったミスで相手が簡単に仕掛けてくるというのが分かったと思う。」

チーム内での競争が煽られ過ぎたり、得点力という事を煽られ過ぎたりすると、こういう事がよく起こってしまう。また、攻撃的であればスペクタクルである、という事でもないし、得点が多ければスペクタクルである、という事でもない。あくまでも、個人的には、という事ではあるが、シリア戦は、日本の2点目以降は退屈だった。なぜならば、個人的には、先に繋がるような守備の良さを見たかったから。


「守備面だが、25分から30分、ブロックを作って前に行きながらの守備をしていた時、相手は16メートルまで辿り着けなかった。我々が少し難しいことをしようとした時に、動きもなかったために難しい状況を作ってしまった。メンタル面でも、私が考えていた以上に強くなかった。慌てすぎるなど、テクニックのミスもあった。アウェイに行くと、スタンドの雰囲気や審判のジャッジも変わって、異なるシチュエーションになる不安もある。」

Uー23選手権の決勝で日本に逆転負けした韓国がやってしまった戦い方に近かった。シリアの攻撃力は10番の選手が入ってから高くなった。ところが、日本はそこをスルーし、多くのピンチを作った。もちろん、Uー23選手権の決勝の韓国のように、日本がシリアに逆転負けする可能性というのは、ほとんど無かったと思う。だが、2失点以上していたら、相手の実力を考えれば負けに等しかったと思う。


「我々には強い時間帯と弱い時間帯がある。自分たちのエネルギーをどう使うか。いろいろなことをコントロールしながら、時には時間をかけることも必要だろう。但し今回は、選手にどんどん行けと言った。」

縦に速く、そして、アグレッシブな守備を。つまり、インテンシティの高い戦い方を。というのはわかるし、以前にも書いたが、今はそれを植え付けている段階なので、という事については大きく同意できる。しかし、それと同じぐらい重要であり、今の日本が身に付けなければならないのは、常に状況判断を正しくした戦い方、という事。受動的にではなく、能動的に自分たちの戦い方をコントロールする力。


「2次予選は終わったが、我々の第二段階がスタートする。もっと強いチーム、問題を起こすチームも出てくるだろう。守備にも厳しさが求められる。我々の弱い時間帯に、もっとコントロールをしないといけない。お互いにコミュニケーションするとか、集まってブロックを作るとか。」

結果論ではなく、客観的に比較した時に、まだ今の日本というのは、シリアぐらいの強さを持つ相手と戦った場合でも、90分間、ワンサイドゲームにできるほど強くない。日本が優勢である時間の方が長くても、そうではない流れの時間も必ずある。そしてそれは、アジア最終予選、W杯、となっていくにつれて、日本が優勢である時間の方が短くなり、優勢と劣勢の比率は逆転する可能性も高くなってくる。


「2次予選で初めて相手が得点しそうなチャンスを作った。もしかしたら1回か2回、失点を食らったかもしれない。しかし、これは教訓になる。我々がコントロールしなかったら、こういうことが起こる。」

あるいは、日本が優勢であっても、相手は劣勢でも守り抜き、得点を決めてくる可能性も高くなってくる。ハリルホジッチは、2次予選で初めて相手が得点しそうなチャンスを作った、と言っているが、実際のところは、アウェイのシリア戦でも、何回かはピンチを作っていた。不運で失点するよりも、戦い方の悪さ、個の力不足やミス、という事で多くのピンチを作ってしまう方が悪いし、より問題が大きい。


「家の基礎をしっかり作らないと、地震が起きると壊れてしまう。しっかりとした土台、特に守備のところができていれば、我々は徐々に高い家を作れるのではないか。我々はまだ強豪国ではないし、選手を炊きつけないでほしい。冷静に、冷静に。」

まさに守備(力)は土台であって、砂上の楼閣では、W杯では通用しない。それから、なぜそんなに厳しいのか? なぜもっと喜ばないのか? という事も言われたが、それはジーコジャパンとザックジャパンを知っていれば理解してもらえると思う。アジアで1つ2つ突き抜けるぐらいではないと、特に守備(力)はアジアで圧倒的にならないと、日本がW杯でベスト8やベスト4の常連国となる事は難しい。





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