高原直泰が活躍している理由を分析
オシムと中村については連日のようにトピックが伝えられ、サッカーファンの間でも議論を賑わせていますが、ペルー戦にもう1人の海外組として招集された高原直泰については蚊帳の外になってしまっています。それはオシムもあまり言及しないし、マスコミもオシムに高原のことは訊かないからだと思いますが、今回はその高原直泰について、活躍している理由を分析してみたいと思います。

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ドイツW杯前、一部のサッカーコラムを書いている人とそのファンの間で、高原は酷評されていました。柳沢よりも高原をボロクソに言っていました。どうしてなんだろう? とずっと疑問に思いながら、そこのサイトは人気サイトだったので静観していたのですが、一転、高原がフランクフルトで活躍するや手の平を返したように「高原はもともと能力は高かった」と臆面も無く言う始末(笑) それでも、頑なに間違ったことを主張し続けるよりは良いですが、私の中では「この人はもうサッカーに飽きているんだろうなぁ、それでも続けている理由は他にあるんだろうなぁ」と確信したわけですが、まあ、それはともかくとして、HSVでは活躍できず、フランクフルトでは活躍できている要因を考えてみると、

フランクフルトでは最も得意なプレーができている。

ということが1番大きいのかなぁと思います。Jリーグ得点王という肩書きから、HSVへ移籍した時には、点取屋としての役割を期待されたのですが、高原はどちらかと言うとテクニックを活かしたポストプレーが得意なFWで、最前線に残る(DFラインに並ぶ)よりも、中盤まで下がってきてボールを捌いてからヘディングで飛び込んだり、ミドルシュートを狙ったり、ドリブルで切り込んでシュートしたり、細かいパス交換で崩したり、そういうプレーが得意のFWですから、そういう高原が最も得意とするプレーがフランクフルトではできているのではないかと思います。ペルー戦でも随所にそういうプレーを見せ、中村俊輔よりも攻撃の起点となっていました。ペルー戦で「高原は中盤に下がってボールを受けることが多く機能していなかった」と分析評価している人もいましたが、その人は高原がどんな選手なのかよく解っていないのだと思います。
ではHSVではどうだったのかと言うと、そこにはバルバレスという、全く高原とプレースタイルを同じくするFWが中心選手としてドッカリと腰を据えていて、高原は結局最後までそのバルバレスの壁を超えることができなかったわけです。私的に見れば高原とバルバレスの差は無かったと思うのですが、バルバレスは高原が来る前から中心選手で、実績もあったので、監督や周囲の選手にしてみれば、バルバレスの方に信頼感があったのだと思います。そういう点では不運でしたが、そこはやはり外国籍選手として新しく来た以上、バルバレスよりも1ランク上の活躍を見せなければ認められないということで、仕方の無いことだと言えます。それでも監督は高原を使おうとしてくれたのですが、起用されたのが「4−5−1」の左サイドだったので、サイドの守備に追われることが多く、高原が得意とするプレーは全くできませんでした。これがHSVで高原が活躍できなかった原因だと私は分析しています。やっぱり、

いくら能力の高い選手だと言っても、最も得意なプレーができる組み合わせや環境がないと活躍は難しい。

ということだと思います。そうやってどんどん活躍して自信がつけば、能力以上の活躍までできるというものではないでしょうか。2010年まで高原が今のままのパフォーマンスを保てるかどうか、更に進化するかどうかは判りませんが、今の段階では日本人ナンバーワンFWではないかと思います。まあ、私はHSVにいた頃からそのプレー内容を見てそう思ってしましたが・・・。私の分析は、それを記事にした時には「はぁ?」という感じで不支持な場合が多いので仕方ないですね・・・(笑)    

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【2007/04/05 23:57】 | 選手評価 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
部下Dさん、コメントありがとうございます。

コメントはいつでも大歓迎ですよ。
M&Aは困りますが・・・(笑)
まあ、そこまで価値のあるブログでもないですけどね(笑)

梅崎や伊藤翔のことに関して書いた記事でも述べましたが、
やはり試合に出てないと能力は下がっていってしまうものですよね。
それでも海外に出ようとする若手選手が後を立たない様子で、残念です。
海外クラブで試合に出れずくすぶっているのと、
Jリーグで試合に出れているのと、
どっちが自分にとって有益なのか冷静によく考えてほしいですよね。
コーディネーターの口車に乗せられているのかなぁ、と心配になります。

高原のパニック症候群は確かにありますね(笑)
でも、それは日本人選手全員だったりして・・・。
それから、重要な試合になると出場できなくなるクセ(?)が、
高原と小野にはあるような気がします(笑)
【2007/04/06 12:59】 URL | 管理者 jube #-[ 編集] | page top↑
何か横の最近のコメントを私が埋めているので、少し自重しようかとも思ったのですが、他の人のブログを占拠していくような快感が・・・(オイッ)

それはさておき、やはり、磐田での活躍を考えて、ハンブルグでの使われ方では、調子を上げられなくてもねぇ。どんな選手でも、試合から離れれば、感覚は鈍るわけですからね。
プレースタイルもjube様の仰られるとおりで、本当にフランクフルトでは活き活きとプレーできていると思います。それが、好調の要因でしょうね。
高原自身は、ボカでのプレーを考えると、最前線で裏に飛び出すことも普通にこなせる選手ではあるので、ファン・バステンを目標にしているだけに、ある意味テクニカルにオールマイティなFWと言っても良いでしょうね。
ただ、唯一、精神的に脆い面があるのが心配材料です。久々のチャンスで慌てるというパニック症候群(ドイツ紙命名)は、確かにありますので、常にチャンスに絡める位置に居てくれることが重要かもしれませんね。
その意味でもフランクフルト移籍は、大成功だったように思います。
【2007/04/06 12:15】 URL | 部下D #rfd0pXqk[ 編集] | page top↑
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