日本のサッカーあるいは日本代表が向かうべき先。
自分たちのサッカーの問題点はポゼッション&細かいパスワークで崩すサッカーをした事ではなく、それ以外のサッカーを捨ててしまった事。ポゼッション&細かいパスワークで崩すサッカーには意欲的に取り組んだが、高さを活かした攻撃をするサッカー、堅守カウンターをするサッカー、というものに対しては、すぐに匙を投げた。それは自分たちのサッカーではないと否定し、受け入れようとしなかった。

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なぜそうなってしまったのかと言えば、1つには、その時に最も輝いていたのがグアルディオラのバルセロナだったからで、そもそもとして、体格的に近いから、という事を理由に、スペインやメキシコのようなサッカーが目指すべきサッカーだ、という考え方が日本のサッカー界には根強くあり、その2つの要素が結び付いた結果、ポゼッション&細かいパスワークで崩すサッカー絶対主義に陥ってしまった。

そして、2つには、南アフリカW杯でやったサッカーへの否定、という事。グループステージ突破という結果は出したが、そういう守備的なサッカーでは未来がない、カッコ悪い、という否定的な意見も少なからずあり、日本のサッカー界も選手たちも、どちらかと言えば、そちら寄りの立場を取った。おそらく、守備的なサッカーは結果を出せたとしてもカッコ悪い、という考え方が選手に強くあったと思う。

しかし、スペイン代表の黄金期は、実はトーレスとビジャを軸とした堅守カウンターサッカーからスタートしているし、グアルディオラのサッカー、または、バルセロナのサッカーも、カウンター攻撃を否定したり捨てているわけではない。速く攻められる時は速く攻めるのが大前提で、ただ、対バルサではリトリートする相手が多いので、望む望まないに関わらず、ポゼッションサッカーをするしかないだけ。

それから、日本はまだ個の力として力不足である、という現実があり、バラバラな所属クラブでプレイし、更には、その所属クラブがポゼッション&細かいパスワークで崩すサッカーをしていない場合が多く、そういう状況で急に集まってポゼッション&細かいパスワークで崩すサッカーをやる、その質を世界の強豪国と戦えるまで高める、そのための高い連携力を築き上げる、というのは実際のところ難しい。

また、それを代表というチームでやろうとすると、起用する選手の固定化、という弊害も生まれてくる。従って、そういう問題を解決するためには、今の日本代表はなるべくシンプルなサッカー、急に集まってもできるサッカー、選手が多く入れ替わってもできるサッカーをする必要があるし、そもそもの大前提として、カッコ良い悪いは関係無く、結果を出せる戦い方をしなければならない、という事もある。

そして、より重要な事は、スタイルが云々ではない、という事。オシムが日本サッカーの日本化を掲げてから、それを錦の御旗にして、日本という国のサッカーのスタイルの確立が重要だ、という考え方は根強いが、今の日本の状況を考えれば、対アジアでは堅守カウンターで戦えない場合が多いし、その一方で、対世界の強豪国ではポゼッションで戦えない場合が多い。従って、どちらかにする事はできない。

だからこそ、何を武器に世界と戦うのか、という話も、その時その時で、相手によって、ポゼッション&細かいパスワークが有効ならばそれを使い、高さが有効ならばそれを使い、速さや有効ならばそれを使い、更には、その時に調子の良い選手を使い、という事にしかならない。ハッキリ言って、唯一の理想探しや二元論は盛り上がるかもしれないが、それは不毛であり、それは深い落とし穴になってしまう。





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【2016/09/27 11:45】 | ハリルジャパン考察 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
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コメント
捨ててはいけないことを
捨てた結果対アジアでも結果を出せなくなっているのがACLでありA代表だと思っています。

あまりにも成長の証しが見えないのでしばらくA代表からも足がとのいている今日この頃です。
【2016/10/03 20:21】 URL | 蒼龍 #-[ 編集] | page top↑
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【2016/09/27 18:18】 | #[ 編集] | page top↑
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