日本のサッカーは後退したのか? それは「YES」でもあり「NO」でもある。
今起きているハリルホジッチへの批判は、確信を持っていたわけではなく、何となくな感じではあったが、個人的には予想できていたし、同じように、予想できていた人も少なくないのではないだろうか。それは、ハリルホジッチの志向するサッカーはアジアでは苦戦するだろう、という予想があったからで、なぜ苦戦するのかと言えば、ハリルホジッチの志向するサッカーは、どちらかに分類するとすれば、対格上仕様であるから。そして、今まで日本が志向してきたサッカーとは、ベクトルを逆にするから。

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アギーレもそうだったと思うが、ハリルホジッチも、どちらかと言えば、日本のサッカーの弱点を補う、という事を目的に選ばれた監督だと思う。トルシエ以降の監督というのは、どちらかと言えば、日本のサッカーの長所を全面に出す、更にそれを世界で勝てるレベルにまで高める、という事を目的としてきた。しかし、ジーコジャパンとザックジャパンはW杯のグループステージで惨敗。そして、岡田ジャパンは、直前になって戦い方を切り替えた事で、南アフリカW杯ではグループステージを突破できた。

つまり、2002年以降から2014年まで、約12年間、日本は日本らしいと思われているサッカーで進んできたが、それだけでは限界がある、それだけではW杯で良い結果を出せない、という結論に至ったと言える。従って、もう少し守備的に戦うサッカーであったり、遅攻ではなく速攻を主にしたサッカーであったり、より1対1やフィジカルを重視したサッカーであったり、という方向転換を日本のサッカーは2014年以降に行った。そして、そのために招聘したのがアギーレでありハリルホジッチ。

しかし、もう少し守備的に戦うサッカーであったり、遅攻ではなく速攻を主にしたサッカーであったり、というのは、格下か同じぐらいの実力の対戦相手が多いアジアでは苦戦する。また、より1対1やフィジカルを重視したサッカーというのは、日本が苦手としてきた事であるから、当然、そのやり初めというのは苦戦する。特に内容というのは悪くなる。そして、そうなった時には、やはり日本はそういうサッカーをするべきではない、という批判が出てくるのは、何となくだが予想できていた、という事。

日本のサッカーは後退したのか? それは「YES」でもあり「NO」でもある。そもそもとして、日本のサッカーは基本を飛ばして応用をやろうとしていた、という事があって、基本からやり直そうとすれば、それは後退であるとも言えるが、しかし、基本からやり直す事は更なる成長につながるから、それは後退ではなく進歩であるとも言える。また、それにプラスして日本代表は世代交代の時期に入っているし、他のアジアの国々の実力が伸びている時期に入っているから、苦戦が増えるのは当然と思う。

従って、個人的には、ハリルホジッチがやろうとしているサッカーの方向性は、間違っているとは思わない。日本のサッカーには弱点を補う必要があり、それができなければ、W杯での良い結果は望めないと思っている。ちなみに、勘違いしないでほしいが、日本のサッカーをポゼッション軽視やテクニック軽視のサッカーにする、という事ではない。あくまでも、弱点を少しでも補わなければ、という事であり、そうしなければ、ポゼッション重視やテクニック重視のサッカーもより高められない、という事。





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