2017年の日本代表の総括としてのハリルホジッチについての考察。
現実主義的なヴァヒド・ハリルホジッチのサッカー。同じ、旧ユーゴスラビア、現ボスニア・ヘルツェゴビナの出身者だが、理想主義的なイビチャ・オシムとは相対する考え方を持つのが面白いところ。「カウンターを受けて守れるところがあるのか」とオシムは言い、だからカウンターを恐れずに攻撃しろ、と言うオシムに対し、カウンターを受けるリスクをできるだけ排除した攻撃をしたいハリルホジッチ、という相対を感じる。




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それから、「勝たなければならない試合なんてないんだ」、と言うオシムに対し、おそらく、勝利至上主義、あるいは、結果至上主義なのがハリルホジッチだと言えると思う。そしてこれは、どちらが正しいのか、という二元論にあらず、まさに価値観の違いであり、多様性を示すものでもあり、同時に存在している事が自然であると思う。しかし、考え方に違いはあっても、その2人が選手に求めるものとして同じものが2つある。

それは、運動量の豊富さ、デュエル(1対1)での強さやタイトさ、という2つ。前者は、無理そうな時は守備の重心を後ろにしても良い、という事はありながら、ハイプレス、攻守の切り替えの速さ、更には、ロングランニング、縦への速さ、DFラインの裏を狙う攻撃、ダイアゴナルラン、という事を求めるにおいて必要であるからで、おそらく、リスクに対する考え方に違いはあっても、攻撃に求める要素は同じなのだと思う。

後者は、オシムのサッカーの基本的な守備方法はマンツーマンで、ハリルホジッチの方は、より守備ブロックを作った状態からのハイプレス、あるいは、ゾーンプレスからボールを奪い、という事ではあるが、サッカーにおける基礎的な要素である1対1で負けていたらスペクタクルな試合はできない、または、勝てない、という事に過ぎず、ハリルホジッチがそれを強く求めるのは、おそらく、アフリカとはあまり関係無いと思う。

ちなみに、フィリップ・トルシエとの比較で言えば、考え方やサッカーのスタイル、あるいは、人柄としての気質は似ているような気もするが、規律(ディシプリン)、という事に関しては、トルシエの方が厳格だった、ハリルホジッチの方が寛容さを持って選手たちの意見も聞き入れているように思える。そこは、日本のサッカー、または、日本の選手たちの特性、という事について、特に性格や精神面の部分を見ているのかなと。

そして、おそらく、歴代の日本代表監督のなかで、最もハリルホジッチが優れいているのは、相手を分析して対策を立てる力、相手のストロングポイントを消して戦う力、という事なのではないかと思う。そういう意味では、そういうタイプの監督で挑む今回のロシアW杯というのは、結果がどうなるのか、とても興味深いところで、どのような結果や内容で成功とするのか失敗とするのかは難しいが、やはり期待は強く持っている。





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