結局は、もっと守備的な戦い方をすれば良かったのだろう、と思う。勝つためには得点を取る事が必要で、そのために、岡崎ではなくJリーグで多くの得点を取っている杉本や小林であったり、乾ではなく宇佐美であったり、本田にしても森岡にしても中島にしても、その時にクラブで得点やアシストという結果が多い選手、というのをベルギー遠征の時には選出していて、それから、中盤中央の3枚の構成についても、香川、柴崎、大島、柏木、というタイプの選手を1枚は使う、あるいは、3ボランチであるよりも、1トップ下+2ボランチで、という方向性を探っていたから、やはり、そういう事なのかなと。
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しかし、結局、日本の場合には、勝つためには、という事ではなく、負けないためには、という戦い方をしなければならず、負けないために必要なのは、得点をする事ではなく失点をしない事であるから、そのためには、杉本や小林ではなく岡崎を選ぶ、宇佐美ではなく乾を選ぶ、それから、中盤中央の3枚の構成についても、香川、柴崎、大島、柏木、というタイプの選手は使わない、あるいは、2ボランチではなく3ボランチにする、という事が正解だったのかなと。更には、攻撃的な守備であるハイプレスもやめて、完全なリトリート戦術で戦う、という事を選択する事が、やはり正解だったのかなと思う。
しかし、そこについても、オーストラリア戦では、アウェイでは3ボランチ気味でのリトリート戦術で戦ったし、ホームでは、ハイプレスではあったが、中盤中央の構成は3ボランチであったし、それを考えると、ベルギー遠征で、勝つためには、という事には見切りをつけ、負けないためには、という方向へ舵を切る可能性は大きかったと思うから、やはり、ハリルホジッチの解任は不必要だったのではないかと思う。更には、個人的にはそうであってもらいたいが、もし西野監督がマイアミの奇跡の時のようなリトリート戦術を選択した場合には、よりハリルホジッチを解任した意味が無くなるように感じる。 という事は、今回のハリルホジッチの解任を正当化するためには、負けないためには、という事ではなく、勝つためには、という戦い方をして、それで少なくともグループステージ突破という結果は出さなければならず、しかし、西野監督は就任会見で、そこに関しては言葉を濁したので、やはり解任した理由というのは、結果や内容や戦い方にあったのではなかった、と思えてしまう。更には、その理由が、監督と選手たちとの関係悪化にあったのだとしたら、そうなってしまった責任は協会にもあったわけで、その人たちがそのまま代表を引き継ぐ、というのは、結果に関係無く、全く正当化されないと思う。 それから、結果がどうであろうと、ハリルホジッチ監督の目指す戦い方で挑むW杯には、将来の糧となる要素が大きくあったはずであり、そういう声も少なからずあったと思うから、なぜそちらの意見には耳を傾けなかったのか? 勝つ可能性を1%でも2%でも上げるために、というのは、曖昧で、どこにそうできる根拠があるのかも示されていない。むしろ、今回の解任劇で協会が作り出したのは、日本代表を応援し難くなる雰囲気であり、更には、選手たちへの過剰なプレッシャーであると思う。その事を理解しているのだろうか? そうなるとは考えなかったのだろうか? 不必要な大博打だったと思う。 このブログは皆様の応援で継続されています。 記事の内容が「参考になった」と思いましたら、 人気ブログランキング にほんブログ村 サッカーブログ サッカー FC2 Blog Ranking 上記3ヶ所への応援クリックを宜しくお願い致します。
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実力を見誤り、大戦略を忘れてしまった決定だったと思いますね。まさにマッチポンプで応援する気力が萎えました。
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