10分から15分ぐらい。それぐらいの長さの残り時間がある状況で、コロンビアが勝ってくれるだろう、という予測は、かなりリスクが高かったのではないだろうか。問題は、その時間の長さで、残り時間が10分から15分ぐらい、という状況は、特に自分たちの試合でなければ、どのような結果になるのか全くわからないと言えるから、まさにそれは神頼みに近い究極の博打であり、後付けでは、いくらでも、そう予測した根拠は説明できると思うが、それこそ結果論であって、運に身を委ねる判断は、采配としては下策。
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あくまでも、勝負事というのは、自力での勝利、今回で言うならば、自力でのグループステージ突破という勝利を、可能性がある限りは最後まで追い求めるべきだと思う。なぜならば、実力でどこまで行けるのか、という事が重要な事であり、そうではないもので手に入れた成功や勝利は、砂上の楼閣であり、真に価値があるものとは言えないから。もちろん、勝負事に運は付き物であるが、それに頼るような戦い方は下策。結果的に成功したから上策だった、という考え方は有り得ない。それほど、白けてしまう考え方は無い。
そして、身内であればこそ、そこには、より厳しくなるべき。6人もの選手を入れ替える、という自作自演のピンチを作っておいて、他力に頼ったのは素晴らしい判断だった、博打に勝った、と言われても、当然、納得などできるはずがない。あのような状況で、大きなリスクを背負わずに攻めても、戦っても、それでも失点してしまうのであれば、それが日本の実力であり、それを受け入れた方が日本の大きな財産になる。自分たちの弱さを認め、博打で勝利しようとするのではなく、実力で勝利しようと努力する事が最重要。 そういう意味では、残り時間が10分から15分ぐらい、という状況での自力の放棄は、やはり、正解の判断だったとは思えない。負けたので(グループステージで敗退したので)全て間違い、勝ったので(グループステージを突破したので)全て正解、という事は有り得ない。勝てば官軍、という考え方、あるいは、結果オーライで良しとするのは、考える事を放棄する、本当は何が大切なのかを考えない、という事に他ならない。今回の試合の日本は、泥臭く、賢く、という意味を履き違えたと言える。正しい靴を履くべき。 このブログは皆様の応援で継続されています。 記事の内容が「参考になった」と思いましたら、 人気ブログランキング にほんブログ村 サッカーブログ サッカー FC2 Blog Ranking 上記3ヶ所への応援クリックを宜しくお願い致します。
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なによりも六人交代なんておかしくて、どういう考えでやったのかは追及しないといけないですよ。最後のパス回しは点を取る気配もなく、逆に点を入れられそうで、コロンビアの守備力に賭けるしかない自爆に近かったですね。
今回の件はありえないと思っていましたが、ネット上では擁護する意見が多くて驚いています。
ブログ主さんのような至極真っ当な意見が聞けて安心しました。 あの時点で博打に頼らざるを得なかったということ自体が控え、スタッフ陣も含めた現在の代表チームの実力を示していたと思います
そもそもとして準備期間2ヶ月のチームなのでこれで何かを測ろうとするのが間違いのような気もしなくはないですが… 全くその通りだと思います。
幸運にもトーナメントに進めましたが、実力的に3戦全敗まで予想されていた日本が敗退が決定していたとはいえ、ポーランド相手に2軍で臨むというのはふざけすぎでしょう。 あのメンバーで引き分け以上が狙えると本当に思ってたんでしょうか。もしそうだとしたら無能すぎます。 監督選考からフォーメーションや日本に合ったスタイルの模索など、前回のW杯まではその結果は問わず、将来日本が強豪国の一国となるための「糧」となっていると感じることができました。
それが今回のW杯では監督更迭にはじまり、対戦選手が3分で退場、当初サブ組とされた攻撃陣の躍動、6人スタメンを替え負けた状態でボール回しからのGL突破。更迭の際、1%でも確率を上げたいと協会の方はおっしゃっていましたがこの漫画のような劇的な展開は、その方やマスコミには最高の結果だとは思います。しかし私には神采配という名の裏にはただの行き当たりばったり感しかなく、今回のW杯はただロシアW杯として完結してしまい、過去のW杯のような将来のための糧を得られなかったというのは非常に残念です。 |
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