ベルギー戦のあれこれについて。結果論で良い悪いを判断するのは正しくない。
スコア「2-0」とリードした後に、どう戦うべきだったのか。守りに入ったり、ポーランド戦で見せたようなパス回しをすれば良かったのでは? という意見もあるようであるが、守りに入る、という事について言えば、そういうオプションは備えていなかったチームであるし、岡田監督というのは、どちらかと言えば、守備的な戦い方を得意としている監督だったが、しかし、西野監督というのは、どちらかと言えば、攻撃的な戦い方を得意としている監督だと思うので、その2つ理由から、それは難しかったと思う。




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そして、ポーランド戦で見せたようなパス回しを、という事について言えば、むしろそれは、状況的にできなかった、更には、そうするよりも、スコア「2-0」とリードする前の戦い方を続けたのは間違いではなかった、と個人的には思っている。状況的にできなかった、というのは、当然であるが、ビハインドのベルギーは前からボールを奪いに来ていて、ルカクもGK川島のところまでアタックに来ていたし、それで低い位置でボールを奪われてしまったら、というリスクを考えれば、それはできなかったと言える。

また、スコア「2-0」とリードした後の日本は、それほど前掛かりになって攻めていたわけでもなく、後ろでのパス回しで、ベルギーの前からの圧力をいなせる時はそうしていたし、実際にも、それはできていたし、そして、状況的には、前後分断気味になったベルギーから3点目を奪える可能性は高くあったと言えるし、実際にも、そのチャンスは何回か作ったので、それを考えれば、ポーランド戦で見せたようなパス回しをすれば良かった、と決め付ける事はできない。結果論で良い悪いを判断するのは正しくない。

従って、やはり、問題だったのは、相手の2枚替えの交代策に対応できなかった、特に、高さのあるフェライニが入ってきて、相手が高さで勝負してきた時に、それに対抗する術や能力を持っていなかった、という事にあると思う。まさにそこは個の能力で、ルカクを封じていたと賞賛されている吉田であるが、決定的なヘディングシュートを許してしまった場面もあったし、フェライニに得点を決められたしまった場面では、昌子のオフサイドをかけにいったような動きには疑問がある。昌子が後悔するならそこではと。

それから、その相手の高さに対抗するために、槙野もしくは植田を入れたら良かったのでは? という事については、それは確かに一理あると思う。特に植田は、そのためにいるような選手だと思うから、もしそれで失敗したとしても、やってみる価値はある対応策だったと思う。また、そういう意味では、遠藤も持ち腐れにしてしまった、更には、三竿も最終メンバーに選ばなかった、という事についても、議論の余地はあるかなと思う。セットプレイ対策、高さ対策、という意味で、遠藤と三竿は必要だったかも、と。

そして、最後の本田のCKについては、後ろの枚数もきちんと揃えていたし、あれは運任せではない勝負をした、という事であるから、個人的には、あれはあれで良かったと思っている。結果、それが失敗だったので批判されているが、もし成功していたら、最大限に賞賛されていたと思うし、後ろの枚数をきちんと揃えていなかったり、運任せのチャレンジだったならば支持しないが、そうではないならば、チャレンジしてみなければ成長はできないから、やはり、あれはあれで良かったと思っている。次の糧になると。

但し、全く問題が無かったわけではなく、あそこで質の良いボールを蹴れなかった、カウンターに入られた時に切り替えが遅くなった、スタミナあるいはスピードという走力が足りなかった、という能力の部分には、大いに問題があったと思う。つまり、それが、あの失点や失敗から得られた重要な教訓的なもので、少なくとも、そのどれかの個の能力は上げないと、という事は言えたと思う。通用していたものは更に伸ばし、そして、足りなかったものは少しでも補う。結局は、その地道な努力を続けるしかないかなと。





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【2018/07/06 11:45】 | 西野ジャパン考察 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
意図的にしろ、偶然にしろ、2点とも選手は頭にあったベルギーの明確な弱点をつけた得点だったと思う。左WB、CBの守備の強度やデ・ブライネの引いた守備のゆるさは弱点だった。
西野監督はインタビューで何が起きたか理解できてないと仰っていたが
先制されたベルギーは当然高さ勝負に来るはずなので(シャドゥリのフィット感は想定外ですが)日本の場合高さ対策で後ろを重くするなら1失点前までに、1失点後に動くなら前3枚でCB3枚を嵌めに前からプレスかなと思いました。
前者は試合終了までにいかに2失点しないか選手を信じて我慢。
後者はプレスを嵌めてデ・ブライネをなるべく後ろに誘導。バイタルで決定的な仕事をさせないため。
選手層も薄くなかなか難しいですが、これしかなかったかなと。
悔しいのは結局動いたのが2失点後だったのでそこが一番かなと。
【2018/07/23 07:34】 URL | koan #-[ 編集] | page top↑
交代策に関しては高さのあるボランチを選んでいなかったのが痛かったというのは同感です。
個人的には比較的競れる遠藤航を入れるかなと思っていて、ボランチ未経験ながら植田を入れるのもありかと思ったのですが、山口はちょっと違うなと思いました。
また、流れ的に延長に入ると苦しくなると思ったので、少しオープンな展開のうちに事故的に加点できたらと見ていたので、ある程度攻めていたのは良かったのですが、ベルギーはカウンターが一番危険なチームだったから、最後は意識が前掛かりすぎたなという思いが残りました。
ある意味、あそこを狙ったベルギーがさすがではあるのですが。
予想では延長になったら引き分けが精一杯と見ていたのですが、それでも延長戦を見てみたかったなと。
【2018/07/06 14:25】 URL | ヤン #-[ 編集] | page top↑
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