GK川島永嗣。何が問題だったのか。間違いなく、今回の川島と、そういう川島を使い続けた西野監督への批判は、あって当然のもの。
1つには、本番前から、W杯の前から、不安定だった事。パフォーマンスが良い時、安定している時でも、DFラインとの連携の悪さは何回も見られ、特に、代表では長年一緒にプレイしているCB吉田との連携ミス、DFラインとGKの間にボールを入れられた時の連携ミス、というのは何回も起こしていたし、更には、W杯直前のテストマッチ、ガーナ戦でも、3バックの中央に入った長谷部との同じような連携ミスもあった。

確かに、西川、東口、中村、など、他のGKのパフォーマンスにも、物足りなさはあった。例えば、W杯直前のテストマッチ、パラグアイ戦では、東口と中村は前後半で45分ずつ起用されたが、どちらも結果的には1失点しており、それは残念だったと言える。しかし、中村については、E-1サッカー選手権の第3戦目、韓国戦では4失点だったが、その前の初戦の北朝鮮では高いパフォーマンスを見せ、勝利の立役者だった。




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それから、中村はベルギー遠征の第1戦目、マリ戦でも起用され、その時にも1つビッグセーブを見せており、引き分けにできたのは、それがあったからだったと言えたし、もしあの稚拙な対応ミスによるPKの失点が無かったならば、マリ戦は勝利できていた可能性が高かったと思う。ちなみに、東口についても、E-1サッカー選手権の第2戦目、中国戦では高いパフォーマンスを発揮しており、その試合は結果も勝利だった。

また、もう1つ言うと、南アフリカW杯直前の岡田ジャパンは、不安定になっていた楢崎から若手の川島に、直前になってGKを変更したわけだが、結果としては、その後のW杯直前の2試合、イングランド戦とコートジボワールでも、どちらも2失点して負けており、もしその前例も踏まえるなら、今回の場合も、W杯直前のパラグアイ戦での1失点があっても、それは交代させるべきではない決定打にはならなかったと言える。

というわけで、なぜ川島があれだけ強く批判されたのかと言えば、その大きな理由の1つは、W杯の前から不安定だったからで、尚且、中村も東口も悪くはなかったからで、またその上で、W杯の試合でも川島は不安定だったからあり、むしろ、それで西野監督も川島も少しも批判されなかったら、その方が不自然なのではないだろうか。確かに、過剰な批判は不必要だったが、他のGKにすべきだ、という事には正当性があった。

そして、2つには、確かに、確実にミスだったと言えるのは、第2戦目のセネガル戦の1失点目のシーンだけであるが、しかし、その他の失点シーンについても、ミスというよりは、川島の調子の悪さ、もしくは、身体能力の衰え、それから、そもそもの基礎的な能力への疑問、というものを強く感じさせたシーンが多く、ミスだったかミスではなかったか、という事だけをピックアップしている事が多いが、それは、半分の要素。

批判されたもう半分は、川島の調子の悪さ、または、身体能力の衰え、それから、そもそもの基礎的な能力への疑問、というものを強く感じさせたシーンが多かった事であり、またそれは、川島に対して、ではなく、そういう川島を使い続けた西野監督への批判であり、率直に言わせてもらえれば、今の川島擁護は、川島の擁護というよりも、西野監督の擁護のために行われていると感じる。少なくとも半分はそうであると感じる。

過剰な擁護も、過剰な批判も、どちらも必要無い。間違いなく、今回の川島と、そういう川島を使い続けた西野監督への批判は、あって当然のもの。もしGKを他の選手にしていたとしても、それで良くなっていた保証はないが、それはその逆も然りであり、GKを他の選手にしていても同じだった、または、より悪くなっていた、と断定する事もできない。また、今回の場合は、結果論で言っているのではない、という事も重要。

他のGKにすべきではないか、という事は、個人的にもそうであるが、W杯の前から言われていた事であり、従って、結果論ではない。そして、意見や批判というのは、結果論で言っているのか、そうではないのか、というのは、とても重要な要素であり、その意見や批判が結果論で言われているものではない場合には、それはきちんと受け止められ、検証されなければならない。そうでなければ、健全な状態であるとは言えない。

ちなみに、今回の川島への過剰な批判により、GKになりたがる人が減るのではないか、という危惧をする人もいるようだが、個人的には、むしろ、そういう精神性の人はGKに適していないと思うので、それならそれで構わないと思うし、むしろ、今大会の川島のプレイを見て、自分ならもっと良いプレイができた、そう考えられる精神性を持っている人が、GKには適任だと思うし、GKには、そういう人になってもらいたい。





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【2018/07/14 11:45】 | 西野ジャパン考察 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
<<イングランド。ベルギー。クロアチア。フランス。それぞれのチームに対する雑感。 | ホーム | ハリルホジッチ監督も西野監督も方向性に合わない選手たちを除外したのは同じ。>>
コメント
まったくその通りだと思います。
文末の部分も完全に同意します。
【2018/07/16 09:20】 URL | LEO #-[ 編集] | page top↑
いつもニアを抜かれての失点。チームのウイークポイントと言われている時点で交代しないのは疑問。若手の有力なGKのチャンスを潰した。世界との差の一つかと。
【2018/07/15 15:43】 URL | #-[ 編集] | page top↑
周りが騒いでいるからというような過剰な批判は確かにあるが、批判をしてはいけないという人にもとても違和感がある。
日本代表を続けてみているなら、これまでの経緯を含めて批判をするのは当たり前だと思う。
特に西野さんは完全に外部からきたわけではなく技術委員長だったのだから。
【2018/07/15 08:32】 URL | ヤン #-[ 編集] | page top↑
今回のW杯で、他国の素晴らしいゴールキーパーを目撃したことと、優秀なゴールキーパーがいることが現代サッカーではいかに重要か目の当たりにしたことで、むしろゴールキーパーやりたがる人が増えるんじゃないかと個人的には思ったり。
【2018/07/15 00:24】 URL | #xtU1OThY[ 編集] | page top↑
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