ハリルジャパンを正しく評価すべき。
結局、代表のサッカーというか、日本のサッカーというのは、一回、振り子を大きく逆に振る必要があって、ポゼッションサッカー至上主義、テクニック至上主義、個の力よりも組織力重視、という事を一回崩し、そこからまた再構築すると。つまり、スクラップ&ビルド、という事を定期的に行う事が創造の基本であり、サイクル的に言えば、ブラジルW杯後の代表あるいは日本のサッカーというのは、スクラップ&ビルドのスクラップの時期にあったと言える。とにかくその事を、多くの人たちには理解してもらいたい。




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2006年頃からスタートし、その口火を切ったオシムは、実は違うのだが、その後を引き継いだ岡田監督から、ポゼッションサッカー至上主義、テクニック至上主義、個の力よりも組織力重視、という、いわゆる「ジャパンズ・ウェイ」や「日本らしさ」的なサッカーの確立を目指す、という事が本格的にスタートし、本番の2010年の南アフリカW杯では異なるサッカーをしたが、その前までの約2年間の岡田ジャパンで目指したものは、いわゆる「ジャパンズ・ウェイ」や「日本らしさ」的なサッカーの確立だった。

そしてそれは、ザックジャパンの時に、一回完成したと言える。ところが、ブラジルW杯では惨敗に終わり、ポゼッションサッカー至上主義、テクニック至上主義、個の力よりも組織力重視、という、いわゆる「ジャパンズ・ウェイ」や「日本らしさ」的なサッカーが間違っていた、というよりも、それを本当に確立させるためには、それとは逆の要素の部分の強化が必要であると。カウンターサッカーができてこそのポゼッションサッカーであり、またそれから、テクニックとフィジカルというのは相互補完関係にあると。

更には、組織力重視とは言っても、結局、組織というのは個の集合体であるから、強い組織を作るには強い個が必要で、個が強くなければ強い組織は生まれない、という事。従って、ブラジルW杯後というのは、今まで作り上げてきたもの、ビルドしてきて完成したものを、1回壊して、つまり、1回スクラップして、基礎となるもの、前提となるものを、まずは作り直そうと。カウンターサッカー、フィジカル、個の力、という部分をもっと強化し、その上に「ジャパンズ・ウェイ」や「日本らしさ」的なものを乗せると。

しかし、残念な事に、そういう創造のセオリー的なものを理解できない人たちというのが多く存在し、日本らしさが失われた、とか、今までやってきた事からの継続性が無い、とか、そういう批判が根強くあった。右手をより活かすためには、やはり、左手の強化も必要であり、そして、左手を強化するためには、あえて右手は封印して戦うと。しかしそこで、なぜ右手を使わないのか、その選手のストロングは右手だろう、と批判するのと同じ。更に言うなら、ハリルホジッチが落とし込もうとしてたものは、他にもある。

それは、リスク管理に重点を置きながら戦う、相手や状況に応じて守備の設定位置を変えながら戦う、という2つの事。この2つも、代表または日本のサッカーができていなかった事で、それらを落とし込むためには、他の要素は削ぎ落として、まずはそれを徹底的にやらせると。頭では理解している、というレベルではなく、自然とそれができるようになる、というレベルまで、まずはやるようにする。「ジャパンズ・ウェイ」や「日本らしさ」的なものは、その次だと。とにかく、そうであった事は理解してもらいたい。





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【2018/09/20 11:45】 | ショートコラム | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
<<森保ジャパンのサイクル的な立ち位置は西野ジャパンを継承する形でのビルド。 | ホーム | 秋春制への移行と外国籍枠の拡大が必要。>>
コメント
西野ジャパンとザックジャパンは、選手たちが志向するサッカーをやるという点では似た系統を持った2チームだったと思います。

ではその2チームの何が違うのかといえば、私は単純に選手達のバージョンアップだったと思うのです。
香川から乾へ、岡崎から原口へ、遠藤から柴崎へ、吉田・今野(森重)から吉田・昌子へ、というように。
そして、そこにはハリルが求めたプレーの要素も当然あったと思います。

ハリルを解雇して選手の力が発揮されるようにシフトしたとしても、選手の質が変わってなかったらそれが効果があったとは言えなかったと思います。

選手のバージョンアップがあってこそのチームのバージョンアップなのかなと。
【2018/09/20 21:25】 URL | 中堅読者 #-[ 編集] | page top↑
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