森保ジャパンのサイクル的な立ち位置は西野ジャパンを継承する形でのビルド。
では、前回の記事のようなサイクル的な観点から考えて、森保ジャパンはどう立ち位置にあるのかと言えば、それは明らかに、西野ジャパンをブラッシュアップさせる、という立ち位置にある。4年前に描いていたサイクルというのは、個人的には、ブラジルW杯後からの4年間というのはスクラップ&ビルドのスクラップを行い、それから、ロシアW杯後には、その総括を以て、今度はスクラップ&ビルドのビルドを行い、集大成的なサッカーを完成させる、そのサッカーで2022年のW杯を戦う、というものだった。




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しかし、ロシアW杯の直前にハリルホジッチ監督が解任され、スクラップからビルドへの移行というのが、一歩早いタイミングで行われてしまった。そこは何とか、ジーコジャパンやザックジャパンのサッカーに逆戻りしそうになったところを、半分ぐらいは揺り戻し、西野ジャパン=ザックジャパン+ハリルジャパン、という着地点に落ち着けたので、そして、幸運にも恵まれたので事なきを得えたが、やはり、一歩早いタイミングでビルドへと移行してしまった事により、西野ジャパンはビルドの最初だけで終わった。

従って、森保ジャパンというのは、そのビルドを引き継ぎ、4年かけて完成させる、という立ち位置にあると言える。例えば、西野ジャパンでやり残されてしまったもの、というのは、空中戦に強いCBやボランチであったり、もう1つ2つレベルの高いGKであったり、そういう戦力の発掘とか育成。そして、守備的に戦うためのオプションをチームに落とし込む事。更には、ロシアW杯の時の主力というのは、2022年には、ほぼ全ての選手たちが30歳以上になるので、やはり、新陳代謝はやらなければならない。

おそらく、そのそれぞれの事について、それほど簡単には進まないと思う。空中戦に強いCBやボランチであったり、もう1つ2つレベルの高いGKであったり、というのは、遠藤航、三竿健斗、植田直通、中村航輔、という選手たちであったり、東京五輪を戦うメンバーの中にであったり、候補というのは既に存在しているが、そういう選手たちが順調に成長してくれるかどうかはわからない。新陳代謝も、それなりに結果も出しながら、という事になれば、ズルズルと遅れてしまい、間に合わない可能性もあると思う。

また、守備的に戦うためのオプションをチームに落とし込む事、という事については、森保監督なので、十中八九として、「5-4-1」というシステムで、という事になると思うのだが、代表というのはクラブとは違い、かなり試合数も集まって練習できる時間も限られるので、4年という時間があっても、オプションにできるレベルまで浸透させ成熟させられるかどうかはわからない。もしかしたら、それへの取り組みを開始する事ができるのは、W杯予選後、W杯の1年前ぐらいから、という事になる可能性もある。

更に言えば、4年というのは、その間にトレンドが変わるかもしれないし、そこも常に注視しながらビルドしていかないと、完成させたものが4年後には既に時代遅れになっている、という落とし穴にハマってしまうかもしれない。おそらく、マイナーチェンジは常に求められる事になると思う。という事で、森保ジャパンというのは、西野ジャパンを継承する形で、サイクル的にはビルドする立ち位置にあり、そして、その結果次第で、次のサイクルがスクラップになるのかビルドになるのか、決まってくると思われる。





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【2018/09/21 11:45】 | ショートコラム | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
<<プレーの連続性を高める必要があると思う。 | ホーム | ハリルジャパンを正しく評価すべき。>>
コメント
ザックジャパンはアジアカップの時はチームが成長していったが、その年末頃にはチームが完成してしまった。ピークは2年間も続かないので、そこで部分的に解体組み換えできなかったのかな、というようなことは今も残念に思っています。その後はやはりという感じでじり貧で終わっていますから。その頃からハリルの中盤期までは新鋭の台頭というものも乏しかった面があり、やはり能力の高い選手を輩出する時期、輩出しない時期の波もあるんだなと実感しますね。これからは世代交代がうまく進みそうな時期なので、選手の奮起に期待したいと思います。
【2018/09/21 12:05】 URL | ヤン #-[ 編集] | page top↑
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