過去のアジアカップを要点だけでザックリと振り返る。
1996年 UAE大会

Jリーグ発足前の1992年の大会(日本開催)でアジアカップの初優勝を果たした日本が王者として戦った大会であったが、グループステージではシリアやウズベキスタンや中国に3連勝も、トーナメントステージ1回戦(準々決勝)でクウェートに敗戦。まだ日本がアジアでも強豪国とは言えなかった時代で、ただ、前回優勝していたり、グループステージでの結果が良かっただけに、トーナメントステージ1回戦(準々決勝)でクウェートに力負けして敗戦、という結果は、それなりにショックがあったのを覚えている。そして、その後、加茂監督は成績不振でW杯アジア最終予選の途中で解任、という流れになるわけだが、このアジアカップの時の結果で、加茂監督では難しいだろう、という印象を持った事も覚えている。もちろん、当時の選手たちの個の力では、という事もあったが。




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2000年 レバノン大会

トルシエジャパン時代のアジアカップであるが、この大会ぐらいから、日本はアジアの中では強豪国になれた、という印象を持った事を覚えている。Jリーグが発足してから7年、1998年のフランスW杯も経験し、日本の力は右肩上がりだったのだが、一方、他のアジアの国は軒並み低迷期で、最も日本が強さを感じさせて優勝したアジアカップだったと言えると思う。日本は「3-4-1-2」というシステムだったが、左ボランチの名波浩と左WBの中村俊輔のコンビネーション、個の力が素晴らしく、グループステージではサウジアラビアに「4-1」、ウズベキスタンに「8-1」、というスコアで勝つなど強さを見せ、いずれも逆転勝ちではあったが、準々決勝ではイラク、準決勝では中国に勝利し、そして、決勝のサウジアラビア戦の勝利も含め、どの試合も強さを感じさせた。


2004年 中国大会

ジーコジャパン時代のアジアカップで、国内組だけ、そして、大アウェイ、という、日本にとっては難しい大会だったのだが、GK川口能活が神がかり的な活躍を見せ、準々決勝のヨルダン戦はPK戦で、準決勝のバーレーン戦は延長戦で勝利。また、決勝の中国戦では、大アウェイだったのにも関わらず、スコア「3-1」、日本が強さを見せて勝利、アジアカップの2連覇を成し遂げた。ヨルダン戦、宮本恒靖が審判に抗議し、PKをするサイドを変えさせた、という機転も印象深い大会だった。ただ、その後のジーコジャパンとしては、この大会を国内組だけで優勝した、という事が、国内組を重視するべきか、海外組を重視するべきか、という迷いや軋轢を生む原因の1つにもなってしまい、それは結局、2006年のドイツW杯まで尾を引いてしまい、また、そういう時代でもあった。


2007年 タイ、マレーシア、ベトナム、インドネシア、4カ国共同開催

オシムジャパン時代のアジアカップで、それまでは国内組を重視していたが、2008年に入ってからは、招集した海外組の高原直泰や中村俊輔が活躍を見せ、それからは海外組重視に変更し、更には、開催地が高温多湿であったために、戦い方を走るサッカーからポゼッションサッカーに変更、という事で戦ったアジアカップだった。しかし、この頃ぐらいからは他のアジアの国も低迷期を抜け出し、また、オーストラリアがアジアに参戦してきた事もあり、日本は予想以上に苦戦。グループステージは突破し、準々決勝のオーストラリア戦はPK戦でギリギリ勝利できたが、準決勝ではサウジアラビアに敗戦。3位決定戦でも韓国にPK戦で負け、結果は4位だった。その後は、この大会の反省を踏まえ、順調に強化が進んでいたオシムジャパンだったのだが、オシムが病に倒れてしまった。


2011年 カタール大会

ザックジャパン時代のアジアカップで、2010年の親善試合でアルゼンチンに勝利するなど、そういう意味での期待感はあったが、一方、前回大会では4位に終わっていたので、優勝できる、と思った人は、それほど多くなかったと思う。実際、第1戦のヨルダン戦は、アディショナルタイムでギリギリ追い付く引き分けで、その後も、第3戦のサウジアラビア戦を除いては、何とか最後は力業で、というギリギリの勝利が続き、優勝できたのは意外とサプライズだった。ただ、この大会での優勝が、自分たちのサッカーへの傾倒だったり、W杯仕様のサッカーへの変更を難しくさせた、という一面もあり、結局、ザックジャパンは、ここからの3年間で大きく変わらなかった、強くならなかった、という印象もあり、チーム作りの難しさを感じさせた。また、個としてもそういう感じだった。


2015年 オーストラリア大会

アギーレジャパン時代のアジアカップで、2014年は新戦力の発掘に意欲的だったのだが、アジアカップではベテランの遠藤保仁を重用したり、「4-1-2-3」を採用して香川を「2」の位置で起用したり、攻撃面は自由度を重視しながらも、全体としては守備重視だったり、長谷部のアンカータイプへの変化、というのも、この時期ぐらいからスタートしていると言えて、結局、成績は、トーナメントステージの1回戦(準々決勝)でPK戦で敗戦した、という事にはなったのだが、内容としては悪くなく、アギーレにある問題が無ければ、成績不振での解任は無かったのではないかと思う。ちなみに、2011年との比較で言えた事は、決定力が勝敗に与える影響は大きい、という事で、2018年のロシアW杯では、乾の決定力が神がかってくれて、それが本当に大きかったと思う。





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【2019/01/05 11:39】 | ショートコラム | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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