最大のポイントは、球際(デュエル)の巧さ、そして、粘り強い対応、という事が、どれぐらいのレベルで発揮できるのか。
ハッキリ言って、今この時点での実力というのは、日本よりイランの方が上だと思う。ベスト4には、カタール、UAE、日本、イラン、という国々が残ったが、おそらく、イランが優勝するだろう、と予想する人たちが、8割以上なのではないかと思われる。それどころか、日本が優勝できる確率は、カタールやUAEよりも低い、と予想している人たちも、それほど少なくはないと思われる。今のイランというのは、アジアレベルを基準として考えた場合、明確な弱点は見つけられない。攻撃力も守備力も高い状態にある。

過去のイランというのは、攻撃力は高くても守備力は低い、というチームである事が多かったから、そこが攻略の糸口だったのだが、今のイランは守備力も高く、これまでも日本は何回かイランと試合をしてきたが、おそらく今回は、今までで最も強いイランと戦う事になると思う。従って、まず重要な事は、相手はアジアのイランではあるが、相手はアジアではなく、欧州や南米の中堅国であると考える、その意識で戦う、という事であると思う。という事は、まず1つ重要になってくると思うのは、球際の強さ、だと思う。




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おそらく、中東の笛、というのはあると思う。しかし、今までの試合では、それを警戒し、日本は少しフィジカル・コンタクトの強度を下げながら戦ってきたと思うのが、おそらく、イラン相手にもそうしてしまうと、縦横無尽にやられてしまう可能性が高くなるのではないだろうか。ただ、一方では、相手のフィジカルが強い、という事は、こちらも強くフィジカル・コンタクトできる、という事でもあるので、そう考えると、世界基準のデュエルの強さを目指している日本としては、むしろ、戦いやすくなるかもしれない。

もちろん、PKであったり、危険な位置でのセットプレーだったり、というのは、やはり、これまで通り強く警戒し避けなければならないし、イランはカウンター攻撃にも威力があるので、強く飛び込み過ぎて、ファールが多くなったり、簡単に裏を取られてしまってはいけないから、そのあたりの匙加減には強く注意してもらいたい。という事は、要するに、球際(デュエル)の強さ、とは前述したが、正確には、球際(デュエル)の巧さ、そして、粘り強い対応、という事が、どれぐらいのレベルで発揮できるのか、だと。

おそらく、そこが最大のポイントになると思う。もしそこで、イランと互角かそれ以上のパフォーマンスを発揮できなかった場合は、日本が勝てる確率は極端に下がってしまうと思う。十中八九で、イランの実力であったり、イランはカウンター攻撃に威力を持っている、という事を考えると、日本は、守備の設定位置を高くはできないと思うし、そうすべきでもないと思う。しかし、サンドバッグ状態になってしまうと、サウジアラビア戦のようには守り切れないと思うので、そこで重要になってくるのは2つの事だと思う。

1つには、前線と中盤の守備、守備力、という部分で、とにかくそこが頑張らないと勝負は決まってしまうと思う。そして、2つには、ここは近年の日本代表の大きな課題の1つになっていると言えるのだが、カウンター攻撃をしっかりと機能させる、という事。少なくとも、攻め切る、シュートで終わる、という、ショートではなく、ミドルやロングのカウンター攻撃を何回か成功させなければ、やはり、イランに勝つ事はかなり難しくなってしまうと思う。W杯を見据えた場合であっても、そこの重要性はとても高いので。

更に言えば、イランが先制点を奪い、という展開も考えられると思うのだが、その場合には、イランはリトリートしてくる可能性もあるから、そうなった場合は、トルクメニスタン戦やベトナム戦の反省を踏まえ、ここで書いてきたような攻め方を実行してもらいたい。サウジアラビアやベトナムに1得点、という事ではあるが、日本もイランに負けないぐらいの攻撃力(得点力)のポテンシャルは備えていると思うので、攻め方さえ正しければ、必ず得点は取れると思うから。そこに関しては自信を持って戦ってもらいたい。





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