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総括。森保ジャパンのアジアカップ。ポジティブな要素が3つ。ネガティブな要素が3つ。
ポジティブな要素1:世代交代は順調なスタート。

リオ五輪世代では南野と遠藤。東京五輪世代では堂安と冨安。この4人が主力として戦ったチームで決勝まで進めた、準優勝できた、という事が、最大のポジティブな要素だったと思う。もし中島も招集できていたら、11人中5人、つまり、ほぼ主力の半分はリオ五輪世代と東京五輪世代で、という事になり、これは世代交代のスタートとしては順調だと言える。出場機会は少なかったが、室屋とシュミット・ダニエルにも期待感が持てた。2020年には東京五輪が有り、その後にも大きな世代交代時期が訪れると考えれば、半分ぐらいはリオ五輪世代と東京五輪世代の選手たちで2022年のW杯のチームは構成できると推測するので、世代交代という難しい課題の展望は明るくなったと言える。




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ポジティブな要素2:目指す方向性は正しいと感じた。

今回のアジアカップについて興味深かったのは、準決勝で日本と戦ったイラン、決勝で日本と戦い優勝したカタール、そして、日本というのは、似たようなチームだった、という事。目指している方向性として、まずは堅い守備からのカウンター攻撃を第一とし、しかしながら、ポジショナルプレーも取り入れた戦術性の高い攻撃もできるように、ハイプレスからのショートカウンターやポゼッションサッカーもできるように、また更には、4バックと3バックの併用、という事もそうだった。今回のアジアカップは、そういう方向性のサッカーの完成度や成熟度、という事が、そのまま成績(順位)になった感じがあり、そういう方向性のサッカーで進める事が正しいと証明されたとも言えると思う。


ポジティブな要素3:森保監督も経験が積めた。

当然、森保監督というのは、代表監督になるのは初であるし、サンフレッチェ広島時代のACLでの成績も良くはなかったし、選手としての経験はあるが、それは25年ぐらい前の事であるし、東京五輪のアジア予選はあるが、日本は開催国なので出場は決まっており、そこまで強いプレッシャーは感じない試合になると思うから、これからW杯のアジア予選を迎えるにおいて、今回のアジアカップというのは、森保監督にとっても貴重な経験の場になったと言えると思う。むしろ、経験値、という部分については、選手たちよりも森保監督の方に少なさがあって、今回のアジアカップでは、森保監督も最大限の7試合で経験を積めた、という事はポジティブな要素だと思うし、そうなってもらいたい。


ネガティブな要素1:戦力の底上げに不安。

世代交代は順調に進みそうだが、戦力の底上げ、という部分には不安が感じられた。大迫が不在となった時の攻撃力の低下は顕著で、他のポストプレーヤータイプのCFの台頭が欲しい。それから、左SBも戦力的に不足していると思うし、やはり、左ボランチ、左SB、左CB、そこに1枚ぐらいは戦力になる左利きの選手が欲しいとも思う。更には、GKについても、年齢が若いぶんだけシュミット・ダニエルへの期待感は持ったが、それから、中村などにも期待感は持っているが、今の段階では、日本人のGKの実力は横一線であり、しかもその実力は、世界のトップクラスからは2つぐらい落ちる、という状況なので、そこに対する不安というのは大きい。今回もそこへの不安は大きくなった。


ネガティブな要素2:バリエーションやオプションの不足。

森保ジャパンは発足から半年ぐらいであるから、バリエーションやオプションの不足、というのは仕方なかったと言えるが、やはり、そうであった事、そして、今後はそこを改善する必要がある、という事は間違い無い。攻撃のオプションとしては伊東、守備のオプションとしては塩谷、今回は、それしかなかった。やはり、システムというのは、最低でも2つ、できれば3つぐらいは使い分けられるようにするのが理想的であるし、他のポストプレーヤータイプのCFの台頭が欲しい、と前述したが、そうではないタイプのCF(FW)を活かす戦い方、攻撃方法、という事もチームに落とし込む必要があると思うし、セットプレーについても、よりバリエーションを増やし、得点率を上げて欲しい。


ネガティブな要素3:交代のタイミングが遅かったと思う。

今大会の森保監督の采配としては、やはり、交代のタイミングが遅かったと思う、という事が、一番の気になった部分。選手の状態を見て、というよりも、時間で交代のタイミングを決めているような感じもあったし、何か兆候が見られたら躊躇せずにすぐ、というスピード感のある交代采配をしないと、間に合わなくなってしまう場合も多い。以前から書いているが、日本人の監督というのは、総じて交代采配が遅い傾向にあり、やはり、やらないで失敗するなら、やって失敗した方が良い、というのが、交代采配のセオリーだと思うし、そういう意識で交代采配を考えないと、その能力は伸ばせないと思う。また、ネガティブな要素の1と2の部分を解決するためにも、その必要性は強くあるかと。





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【2019/02/06 11:39】 | 森保ジャパン考察 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
<<決勝戦のカタール戦について、システム的なミスマッチがあり、それが故にカタール側が優位に立った、というのは間違っている。 | ホーム | カタール戦選手評価 【 長友佑都。酒井宏樹。吉田麻也。冨安健洋。権田修一。武藤嘉紀。 】>>
コメント
森保監督ならびにコーチ陣の方に関しては、もう少し戦術的な上積みが欲しいと感じました。

選手交代が遅いのも、その辺に起因してるのかなと。

試合中の戦術等のスムーズな伝達、変更等はオールジャパン体制をしいている日本の強みになるはずなのに、その部分が活かされていないのはもどかしいです。

監督は森保監督続投で異論はありませんが、コーチ陣全体の編成に関しては、オールジャパンにこだわらず、海外の血もまだまだ取り入れるべきだと個人的には思います。
【2019/02/10 02:59】 URL | #-[ 編集] | page top↑
いつも楽しみに読ませて貰ってます。
決勝を見て、ここぞとばかりに悪評を書き連ねる批評家も多い中での、この客観的な分析、興味深く読ませて頂きました。
個人的には、根本にチームへの愛情がない批評は見てても楽しくないんですよね。
森保監督に関しては、チーム作りに関しては既に名将と言っていいかもしれませんが、采配に関しては、ここから更なる成長を見せてもらわないとって、ところですかね。
【2019/02/09 22:53】 URL | こう #-[ 編集] | page top↑
イラン戦は最高の結果だったものの、決勝はパフォーマンスが落ちて敗れることも想定の中にはありました。
しかし気分が高揚した状態でもあったろうからそこまで落ちるとは思いませんでした。
サウジやイランは格上のようにも対していたけれど、油断はしていない中にもおそらく甘くみた点があったのではないだろうか。
コンディション調整は鍵だったはずで、気を抜くことはあってはいけなかったので、気になっています。
【2019/02/06 12:11】 URL | ヤン #-[ 編集] | page top↑
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