小規模や中規模の資金力であるクラブが、スペイン人の選手を獲得すれば、スペイン人の監督を招聘すれば、という安易な気持ちでそこに挑戦するのは。
ポゼッションサッカー、とは言っても、その正体はトータルフットボールなのだが、とにかくポゼッションサッカー=トータルフットボールの実現には、多くの時間と資金が必要になる。まず、戦力を集める方法は2つで、1つは育成だが、それが成功したとしても、おそらく、少なくとも5年、そして、普通に考えれば10年は必要になると思う。またそれでも、育成だけで11人を揃えるのは難しいので、他から獲得する、という事が2つ目の方法になるが、当然、それだけ能力の高い選手たちを獲得するとなれば、多額の資金が必要になってくる。しかもそれも、必ずしも成功するとは限らないのが現実。




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グアルディオラ時代のバルセロナを考えなくても、川崎フロンターレというチームを考えればわかる事で、やはり、今のレベルのポゼッションサッカー=トータルフットボールの礎を作るのに、風間監督は5年を費やし、それが花開いたのは鬼木監督に引き継がれてからだった。しかもそのレベルも、世界どころか、まだアジアでトップを取るまでにも至っていないの現状。更に言えば、そうやって多くの時間と資金を費やして実現させたポゼッションサッカー=トータルフットボールも、1年から3年ぐらいのサイクルで終わりを迎えてしまう。そしてまた、そこからの復活には、5年や10年が必要となる。

おそらく、バルセロナのような特殊なクラブ、または、そのレベルの規模のクラブでなければ、その5年や10年という間に、降格してしまったり、資金が枯渇してしまうのではないだろうか。そして、そうなってしまった時には、デフレスパイラルに陥り、何十年も低迷してしまう可能性もある。ポゼッションサッカー=トータルフットボールの申し子であるグアルディオラが、バルセロナ後も、どのようなクラブで指揮を執っているのか、という事は重要で、それは、バイエルン・ミュンヘンであったり、マンチェスター・シティであったり、やはり、そのレベルの規模のクラブでなければ難しいと言える。

もちろん、それでもそこに向かって挑戦する、という事に対しては、特に反対する気持ちはない。特に、その資金が潤沢であれば。しかし、小規模や中規模の資金力であるクラブが、スペイン人の選手を獲得すれば、スペイン人の監督を招聘すれば、という安易な気持ちでそこに挑戦するのは、やはり、止めた方が良いと言いたい。真に強い常勝チームとなれるポゼッションサッカー=トータルフットボールの実現は、奇跡的な要素も必要であるし、そしてそれが実現できたとしても、それはだいたい1年から3年ぐらいのサイクルで終わりを迎えてしまうので、小さな成功ではマイナスの方が大きくなるかと。





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