アルゼンチン戦(女子) 【 球際の争いで負けていたら苦戦するのは必然。 】
試合 :W杯 グループステージ 第1戦
開催日:2019年6月10日
結果 :引き分け
スコア:「0-0」
得点者:


選手評価 ポルトガル戦(Uー22) 【 小松蓮。伊藤達哉。神谷優太。松岡大起。田中碧。舩木翔。長沼洋一。田中駿汰。岡崎慎。大南拓磨。波多野豪。小川航基。岩崎悠人。旗手怜央。 】 有料:100円

韓国戦(Uー20) 【 テクニック的には優れているはずなのに、なぜそうなってしまうのか。やはり、そこを考えなければならない。 】 有料:100円




このブログは皆様の応援で継続されています。
記事を読む前に、
人気ブログランキング
にほんブログ村 サッカーブログ
サッカー FC2 Blog Ranking
上記3ヶ所への応援クリックを宜しくお願い致します。
FW 横山久美 菅澤優衣香
MF 長谷川唯 三浦成美 杉田妃和 中島依美
DF 鮫島彩 南萌華 熊谷紗希 清水梨紗
GK 山下杏也加

FW 宝田沙織 長谷川唯
MF 遠藤純 三浦成美 杉田妃和 岩渕真奈
DF 鮫島彩 南萌華 熊谷紗希 清水梨紗
GK 山下杏也加


守備的だろうとは思っていても、ここまで守備的だったのは、さすがに予想外だったと思う。アルゼンチンはFWの選手も完全に退いていて、「4-5-1-0」のように守っていたし、後半の終盤の少しの時間以外は、ほぼ攻める気は無いような戦い方だったので、日本としてはとても難しかった。ただ、もっとピッチの横幅を広く使い、相手を大きく左右に揺さぶってから縦パス、という事をしないと厳しかったと思うし、斜めのパス、斜めの動き、ミドルシュート、縦パスからのワンタッチプレーによるコンビネーションなど、そういうものが少な過ぎたとは思う。そこはきちんと修正しておいてもらいたい。

更には、球際の強さ、そこで負けてしまっていた、という事も大きかったと思う。やはり、前回の記事でも書いたように、戦術的な優位性やテクニック的な優位性が小さくなっているので、球際の強さ、みたいなところで負けてしまうと、とても厳しい試合になってしまう。綺麗に崩そう、綺麗に抜こう、綺麗に繋ごう、綺麗に決めよう、という意識を捨て、やはり、競り合って勝負、という意識を強く持たないと、こういう試合になってしまうと思う。リズム良く、テンポ良く、とは思っても、球際の争いで負けていたらそれは生まれないと思うし、ボールを奪って良い形で攻撃する、という事も不可能だと思う。

という事で、初戦は引き分けという結果だったが、勝点1は取れたので、過剰にネガティブになる必要は無く、しっかりスコットランドを分析して、そして、スコットランド戦は、個としてもチームとしても、少しでも良くなっているように、成長できているように、という事を一番に考えてプレーしてもらいたい。やはり、結果、結果、と焦っても、成長しなかったらそれは難しいし、間違い無く、今のなでしこジャパンというのは、世界の中で5位から10位ぐらいの実力であり、2011年から2015年ぐらいまでのなでしこジャパンとは違うから、もっと謙虚に泥臭く、実力不足を認識して戦って欲しい。

もちろん、実力不足というのは、W杯や五輪で優勝する、または、世界のトップ5以内に恒常的に入る、という高い基準で考えて、という事であり、従って、過剰に自分たちを過小評価する必要はなく、試合に入ったら常に強い自信を抱いてプレーするべきで、しかしそれが、自分たちのサッカーをやっていればとか、球際の争いでは勝てなくてもとか、綺麗に崩そう、綺麗に抜こう、綺麗に繋ごう、綺麗に決めよう、という事で謙虚さや泥臭くさを失わせるベクトルに向かってはいけないわけで、アイデアや技術力や崩しのセオリーの足りなさを反省しつつ、まず次に向かっては球際の強さを改善すべきだと思う。


横山久美
菅澤優衣香
宝田沙織

大前提として、あれだけゴール前などの中央を人数をかけてガッチリ守られてしまうと、そのエリアを主な仕事場とするFWは良いプレーをするのが難しくなる、という事はあって、横山ならドリブルで、菅澤と宝田ならポストプレーで、どうにかしてそれを打開しようと頑張ってはいたと思うのだが、とにかくアルゼンチンは人数の多さだけではなく個々が競り合いに強くて、女子では、南米は強豪ではなかったわけだが、そういうところにも、女子サッカーの全体的なレベルアップが感じられた。菅澤ぐらいの体の強さでギリギリ互角にやれていた、という感じだったので、とても厳しかったと言わざるを得ない。


長谷川唯
中島依美
遠藤純
岩渕真奈

中央寄りでプレーしたり、中央へボールを持って入って行くようなプレーをすると、アルゼンチンの人数の多さと速くて激しい寄せに潰されてしまうので、活路はサイドのエリアか、速くて正確なワンタッチプレーの連続で、という事しかなかったと思うのだが、1つはがす、という事ができなかったり、FWにボールを付けても厳しかったり、縦パスのコースを塞がれていたり、SHやSBの選手がサイドで縦に抜け出た、と思っても、すぐに2枚3枚とアルゼンチンの選手たちが対応してくるので、ドリブル突破も難しかったし、そうなってくると、個の優位性が高くないと厳しい状態だった、という事は言える。


三浦成美
杉田妃和

澤と阪口のダブルボランチは、守備も良く、パスも出せて、得点も取れるダブルボランチだったので、そこでの優位性を失ってしまった事は、近年のなでしこジャパンの最大のマイナスポイントで、21歳の三浦、22歳の杉田、それから、他の選手にしても、彼女たちが4年後や8年後に澤や阪口に匹敵するような選手に育ってからでなければ、という事は言えると思う。また、そういう意味では、怪我明けの阪口と同じくベテランの宇津木、彼女たちが急ピッチでフィジカル・コンディションとパフォーマンスを上げ、ダブルボランチを担うようにならないと、今回のW杯は厳しい戦いを続ける事になるかと思う。


鮫島彩
清水梨紗
南萌華
熊谷紗希
山下杏也加

崩せそうというか、得点が生まれそうな攻撃は、鮫島と清水のSBが攻め込めた時に最も生まれていたと言えると思うのだが、戦術的な要素としては、鮫島、熊谷、南、という3人を残し、清水をサイドの高い位置に張らせる3バックにして、3バックの1枚もタイミングを見て攻撃参加するような、ボールを持ち上ったりするような、そういう方法もあったようには思う。アルゼンチンは1トップのFWも完全に退いていたので、2枚残っていれば良かったと思うし、場合よっては1枚残しでも良かったと思うし、それに加えて、ピッチの横幅を広く使って攻める、という事のためには、それが最善だった可能性もある。しかし、負けるリスクも考えれば、その判断は難しかったとは言えると思う。


選手評価 ポルトガル戦(Uー22) 【 小松蓮。伊藤達哉。神谷優太。松岡大起。田中碧。舩木翔。長沼洋一。田中駿汰。岡崎慎。大南拓磨。波多野豪。小川航基。岩崎悠人。旗手怜央。 】 有料:100円

韓国戦(Uー20) 【 テクニック的には優れているはずなのに、なぜそうなってしまうのか。やはり、そこを考えなければならない。 】 有料:100円





このブログは皆様の応援で継続されています。
記事の内容が「参考になった」と思いましたら、

人気ブログランキング

にほんブログ村 サッカーブログ

サッカー FC2 Blog Ranking

上記3ヶ所への応援クリックを宜しくお願い致します。


関連記事
【2019/06/12 11:39】 | なでしこジャパン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<メキシコ戦(Uー22) 【 攻守の課題をクリアして優勝を手にしてもらいたい。 】 | ホーム | 選手評価 エルサルバドル戦 【 永井謙佑。南野拓実。堂安律。原口元気。伊東純也。橋本拳人。小林祐希。畠中槙之輔。昌子源。冨安健洋。シュミット・ダニエル。山中亮輔。室屋成。大迫勇也。中島翔哉。久保建英。柴崎岳。 】>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://kodahima.blog71.fc2.com/tb.php/4432-79c9aad7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |