ストロングを消すどころか、ストロングを出させてしまう。【 スペインvsポーランド 】Uー21欧州選手権2019
試合 :Uー21欧州選手権2019 グループA 第3戦
開催日:2019年6月22日
結果 :スペイン代表勝利
スコア:「5-0」
得点者:パブロ・フォルナルス オヤルサバル ファビアン ダニ・セバージョス マジョラル


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【 試合展開 】

前半:6バックのようになって守っていたポーランドだが、前半17分、左からのクロスをパブロ・フォルナルスが決めてスペインが先制点。更には、前半35分、ダニ・セバージョスからのスルーパスを受けたオヤルサバルが決めてスペインが2点目を奪うと、前半39分にはファビアンがミドルシュートを決めてスペインが3点目。という事で、ポーランドのリトリートは全く機能せず、スペインが3点をリードして前半を終えた。

後半:やや攻撃的になったポーランドだが、試合展開としては大きく変わらない。後半26分、ダニ・セバージョスが直接FKを決めてスペインが4点目。更には、後半45分、途中出場のマジョラルが決めてスペインが5点目。スペインが大勝を収めた。


【 チーム分析:スペイン 】

FW オヤルサバル
MF パブロ・フォルナルス ダニ・セバージョス ダニ・オルモ
MF マルク・ロカ ファビアン
DF アーローン メレ ウナイ・ヌニェス マルティン
GK シベーラ

FW マジョラル
MF パブロ・フォルナルス マヌ・バジェホ ダニ・オルモ
MF マルク・ロカ ミケル・メリーノ
DF アーローン メレ ウナイ・ヌニェス マルティン
GK シベーラ


守備:全く攻撃を受けなかったわけではないが、特に後半は何回か攻められるシーンもあったが、それでも、ほぼ守備をするシーンは無かったというか、ほぼポーランド陣内で守備もできていたので、特筆すべき事は無かった。むしろ、スペインと対戦する相手の戦い方として、打ち合いのような戦い方をすべきかどうかはともかく、攻守は表裏一体であるから、もっと「ボールを奪う」という守備をしないと厳しくなるだけだと思う。

攻撃:マジョラルなどの典型的なCFの選手を1トップで起用せず、オヤルサバルを1トップで起用してきた、というのは、狭いスペースでも相手のDFラインの裏を取る意図でも、ゼロトップ的な意図でも、やはり効果的だったと思う。そして、得点を取れそうな選手を、という事でのパブロ・フォルナルスの左ウイング起用だったと思うのだが、それも功を奏したと言えると思う。後はやはりダニ・セバージョスは素晴らしかった。


【 チーム分析:ポーランド 】

FW ブクサ
MF シマニスキ ジュルコフスキ ジチェク フィラ ミハラク
DF ペストゥカ ビェリク ヴィエテスカ グムニ
GK グラバラ

FW ブクサ
MF シマニスキ プワヘタ ジチェク ピオトロフスキ ミハラク
DF ペストゥカ ビェリク ヴィエテスカ グムニ
GK グラバラ


守備:やはり6バック的に守るのは中盤の守備が薄くなってしまうのと、6バック的に守るのであれば、中央に寄った4バックのSBの裏、つまり、ハーフスペースのPA内の深い位置、そこを使われてしまったら意味が全く無くて、そこを使われないようにするための6バックであるとも言えるから、理に適っていなかったと思う。ロンドン五輪でスペインに対して日本がやったような、リトリート的な戦術ではありながらも、スペインのDFや中盤の選手に楽にボールを持たせない、回させない、あわよくばそこでボールを奪おうとする、というようなハイプレスもセットにしなければ、やはりサンドバッグ状態になってしまったら、かなり守りきるのは難しくなると思う。ただ退いているだけの守備方法は、スペインのストロングを消すどころか、スペインのストロングを出させてしまうので。あまりにもスペインをリスペクトし過ぎた戦い方だった思う。

攻撃:スペインは2CBの1枚をヘスース・バジェホからウナイ・ヌニェスに変更していたが、それでも、そこまで守備が良いという感じではないし、またポーランドは、この試合では1トップにコフナツキではなくブクサを使っていたのだが、そのコフナツキと、シマニスキ、ミハラク、ジュルコフスキ、という選手たちは、攻撃力のポテンシャルの高さを感じさせてきたので、普通に戦っていたら、少なくとも1得点ぐらいはできたのではないかと思うし、むしろその方が、攻撃で威力を見せる事によって、失点も減らす事ができたのではないかと思う。もう少し勇気を持って戦ってもらいたかった。




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