「バルサらしさ」という事に苦しんだ監督エルネスト・バルベルデ。
「4-1-2-3」でスアレスとメッシを共存させるには、メッシを右ウイングとして起用する必要がある。最初はスアレスをウイングで起用していたが、ウイングのスアレスは機能しなかった。しかし、メッシを右ウイングに置くと、右サイドが守備の穴になってしまう。メッシは、ほぼ守備をしないし、ほぼ常に中央でプレーするので、右SBが数的不利の状態での守備をしなければならなくなる事が多くなり、更には、右SBには積極的な攻撃参加やスタートポジションからの高い位置への上がりも求められるので、とても苦しくなる。それでも、グアルディオラ時代のように、左SBに守備的な選手を置ければ、それは解決できたとは思うのだが、左SBは攻撃的なジョルディ・アルバであり、また、メッシからジョルディ・アルバへ、というホットラインは重要な攻撃パターンでもあるから、それを捨てる事はできず、という事に監督のエルネスト・バルベルデは苦しんだ。


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従って、スアレスとメッシを前の中央に置いた「4-4-2」または「4-2-3-1」を使い、それによって前述したような問題を解決。右SHに適した選手がいない、という問題はあったが、バランスは取れるようになり、良い結果も出せるようになった。しかし、もう1つの問題は、ハイプレス&ポゼッションのサッカーができなくなってしまった事。その原因は、「4-1-2-3」から「4-4-2」または「4-2-3-1」へと変えた事にある、というよりも、既に前任のルイス・エンリケ時代にチームを去っていたシャビの穴は、ある程度はラキティッチで埋められていたが、イニエスタのパフォーマンスが全盛期を過ぎて落ちると、その穴を埋められる選手は見つからず、という事や、ポゼッションサッカーへの対応策が確立されるようになったから、という事にあったと思うのだが、それでもバルサはバルサらしく、という圧力は、「4-4-2」または「4-2-3-1」でカウンター寄りのサッカーをする事を許容してはくれず、特に結果が悪いと大きな批判を受けた。

という事で、次の方法としては、スタートポジション、あるいは、攻撃時は「4-1-2-3」であるが、守備時は「4-2-3-1」なり「4-4-2」になる戦い方で、という事をやったのだが、パウリーニョがいなくなってしまった事で、という事もあったし、やはり、どちらにしてもカウンター寄りのサッカーになってしまう事は変わらず、という事ではあった。従って、2019-20シーズンというのは、どうにかして「4-1-2-3」でハイプレス&ポゼッションのサッカーを再び、という事だったのだと思うのだが、スアレスとメッシが怪我がちになったり、ブスケツとラキティッチも31歳になり、ややパフォーマンスが落ちてきていたり、新加入のグリーズマンとF・デ・ヨングも、なかなかフィットせず、ビダルも32歳であるし、更には、デンべレも怪我がち、16歳でデビューし最初は大活躍したアンスー・ファティも苦しくなり、ラングレとウムティティも不安定、というような要素も重なり、あまり良い結果が出ずにエルネスト・バルベルデ監督は解任された。

後任はキケ・セティエン監督。従って、やはり、「4-1-2-3」でハイプレス&ポゼッションのサッカーを再び、という事だと思う。しかしながら、監督を変更しても、前述してきたような難しい要素は変わっておらず、まだ2試合ではあるが、あまり良い兆候は見られていない。とりあえずとして、「4-1-2-3」でのハイプレス&ポゼッションを重視するようにはなったが、最初の試合はグラナダにスコア「1-0」で勝利、2試合目はバレンシアにスコア「0-2」で敗戦と、低調なスタートとなっている。スアレスなりメッシがいない場合の攻撃力(得点力)のダウンは否めない。グリーズマンは適性ポジションや役割がメッシと重なるし、ポゼッションサッカーに馴染むのにも時間が必要だと思う。F・デ・ヨングもパフォーマンスが上がらない。アンスー・ファティやリキ・プッチなどの若手に過剰な期待もできない。ピケのパートナーとなる、もう1枚のCBがラングレやウムティティでは安定しない。そのあたりを解決しないと、監督を変更しても難しいままだと思う。
  

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