■ 【 バルセロナ 】
FW ブレイスウェイト メッシ
MF J・アルバ ペドリ F・デ・ヨング ピャニッチ デスト
DF ラングレ アラウホ ミンゲサ
GK テア・シュテーゲン
FW ブレイスウェイト メッシ
MF ジュニオル コウチーニョ ブスケツ ピャニッチ デスト
DF ラングレ ウムティティ ミンゲサ
GK テア・シュテーゲン
■ メッシにプレーするためのスペースが与えられていた。
守備の時は「5-3-2」で、攻撃の時は、メッシが下がり、ペドリが上がり、という「3-4-2-1」からの、左右のウイングバックが高い位置を取り、F・デ・ヨングもしくはピャニッチも上がった「3-1-3-3」のようになる、というバルセロナだったが、1つポイントだったのは、1枚減る、つまりは、「4-1-2-3」で左右のSBが高い位置を取ると、前方の中央には5枚が密集してしまうのだが、今回の場合であると、そこが4枚なので、その分だけ、メッシにプレーするためのスペースが与えられていた、という事。
■ その違いを体現できるかどうか。
実のところ、イニエスタとシャビ、例えばイニエスタでも、ライン間で、というよりも、ライン間に入って行く、という方が適切であるし、更には、ウイングが中央で、というのも、ウイングが中央に入って行く、という方が適切で、その違いをシステム変更によって生み出せた、という試合だったと思う。なので、以前はそうであったように、「4-1-2-3」のシステムでも、そういう連動性ができているならば問題は無いわけなのだが、そこは個の戦術能力でもあって、その違いを体現できるかどうかで、結構、大きく変わってくる。
■ 頼るのではなく活かす。
ただ、これが最適解になるのかどうかは、今回は相手が相手だったし、相手のシステムが「4-4-2」だったから、という事もあったと思うし、左右のウイングバックが高い位置を取れなかったら、であるとか、そこの枚数が減るという事はハイプレスでは、であるとか、そういう問題が生まれてくる可能性はあると思うので、今回の1試合だけでは、という感じはしている。ただ、やはり、メッシにプレーするためのスペースを与えた方が良い、というのはあると思うので、その事を基準点して、というのは正しい方向性ではあると思う。
このブログは皆様の応援で継続されています。
「参考になった」「面白かった」「賛同できる」と思いましたら、
人気ブログランキング
にほんブログ村 サッカーブログ
サッカー FC2 Blog Ranking
上記3ヶ所への応援クリックを宜しくお願い致します。
★ 日本化の正体とは? W杯において、常にグループステージを突破する、更には、ベスト8以上を目指す、そのためのプロジェクトとは? 有料:200円:サポートによる支援もお願いします!
★ プロジェクトを再考しリスタートすべし。個の力の責任(義務)=育成(教育)の責任(義務)=組織(社会)の責任(義務)。 有料:200円:サポートによる支援もお願いします!
★ 個の戦術能力を高めよ。多くの日本人選手たちに足りていない能力はここであり、世界のトップレベルとの差が大きくなっているのはここである。 有料:200円:サポートによる支援もお願いします!
★ 選手評価。メキシコ戦。2020年11月17日。オーストリア遠征。国際親善試合。 有料:300円:サポートによる支援もお願いします!
★ 選手評価。パナマ戦。2020年11月13日。オーストリア遠征。国際親善試合。 有料:300円:サポートによる支援もお願いします!
★ Timely Football Theory (TFT) 【8】 ~ TFTの【1】から【6】までを図解。TFT【3】【4】もTFT【2】もやるのがトレンドになりつつある? ~ 有料:300円:サポートによる支援もお願いします!
★ Timely Football Theory (TFT) 【7】 ~ どこでTFT【5】やTFT【6】の質の差が生まれてくるのか。そのロジックと重要な部分を解説。 ~ 有料:200円:サポートによる支援もお願いします!
- 関連記事
-
|
トラックバックURL
→http://kodahima.blog71.fc2.com/tb.php/4896-38a99c24
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
|