先制点を奪うまでの日本はどうでしたか?
ポゼッションに改善が観られ、とても良い感じでした。特に中盤の3人、3ボランチと言える3人は、回転したり入れ替わったり、ポリバレント性の高い3人でもあるので、かなり機能していたと思います。前回は攻撃時あるいはポゼッション時に、意図的だったと思いますが、右の田中がトップ下のような位置に行く事が多かったので、右の中盤、2列目や3列目の右のハーフレーンの位置に誰もいなくなってしまい、高い位置で伊東が孤立、更には、低い位置で右SBの山根も孤立、という悪い状態を起こしていました。CFの大迫は右のそこに下がるようには前回からなっていましたが、しかし今回は、田中もそうだったし、田中が左やアンカーの位置に移動していたならば、守田か遠藤が右のハーフレーンの位置に移動して、右の中盤、2列目や3列目の右のハーフレーンの位置に誰もいなくなってしまう状態を作らないようにしていたので、とても良い感じでした。左サイドは南野が左のハーフレーンでプレーするので良いですが、右サイドは基本、伊東はアウトレーンなので、という事ですね。 ★ 選手評価。日本代表。中国戦。2022年1月27日。W杯アジア最終予選。第7戦。 有料:300円:サポートによる支援もお願いします! ★ 奥川雅也が先発フル出場で1得点。4つの得点シーンを詳細に解説しつつ「4-1-2-1-2」の特性を語る。 【 ビーレフェルト vs グロイター・フルト 】 有料:200円:サポートによる支援もお願いします! ★ 何を意識すれば何をすべきか見つかるのか? フィールドに立った時に確認し意識すべき事。あるいは、何を意識して観ればサッカーを観る力が上がるのか? 有料:300円:サポートによる支援もお願いします! ★ 「森保ジャパン。カタールW杯アジア最終予選。前半戦総括。森保ジャパンでは何を成長させるのか? 何を成長させられる機会なのか?」+「規律重視と自主性重視、どちらが日本のサッカーには適しているのでしょうか?」。 有料:300円:サポートによる支援もお願いします! ★ 選手評価。日本代表。オマーン戦。2021年11月17日。W杯アジア最終予選。第6戦。 有料:300円:サポートによる支援もお願いします! ★ Timely Football Theory (TFT) 【9】 ~ システム・トランジションで問題を解決する ~ 有料:200円:サポートによる支援もお願いします! このブログは皆様の応援で継続されています。 記事を読む前に、 人気ブログランキング にほんブログ村 サッカーブログ サッカー FC2 Blog Ranking 上記3ヶ所への応援クリックを宜しくお願い致します。
日本が優勢に立てた理由は何だったのでしょうか?
相手が退いていたのでポゼッションしやすかったですね。中国は基本「4-2-3-1」で、「4-4-1-1」か「4-4-2」になって退いてブロックを作ってましたが、2トップあるいは1トップとトップ下が日本の2CBにプレス、というシーンは少なく、そして「4-1-2-3」であれば普通は中国の2ボランチが日本の2インテリオールをマークできますが、日本は実質的には「4-3-2-1」か「4-3-1-2」なので、更に言えば、そこのポジションである守田と田中はワイドにポジショニングしたりセントラル・ドロップ・ダウンしたりするので、中国のSHが日本のSBに引き付けられれば守田と田中はフリーになるし、中国のSHが守田と田中に引き付けられれば日本はSBがフリーになるので、つまり簡単に言えば、日本の後ろのゾーンは日本7枚対中国4枚の比率になっていたから、そこは無風状態だったと言えます。逆に危なかったのは、2CB状態で谷口と板倉の2CBが高い位置まで上がり過ぎた時で、そうなると中国の2トップあるいは1トップとトップ下が日本の2CBをケアしやすくなるので、その時に、谷口から板倉に出した横パスが中国の2トップあるいは1トップとトップ下に引っかかり、という危ないシーンが1回だけですがありました。 なぜ先制点の後の日本は停滞したのでしょうか? 単純に、日本の選手たちがギアを下げたからだと思います。リードしたので、リスクを冒さず、という思考が強くなったからだと思います。ただ、リードした+スタミナ管理という事があったにしても、まだ前半の早い時間帯で、まだ1点差なので引き分けでも良い中国のプランというのは大きく崩れておらず、それを崩すためには早い2点以上のリードが必要でしたし、ギアを下げたチンタラ状態のポゼッションではリスクが増加します。今回は力量的にもメンタル的にも中国が低かったので大丈夫でしたが、同等か、それ以上を対戦相手にした場合には、それだとカウンターを受けやすくなったり、逆に主導権を握られるような展開になったりしやすいので危険だと思います。まだ日本はネガティブ・トランジションの部分では、それなりにインテンシティを保っていたので大丈夫でしたが、ボール回しに関しては危険だったと思います。一人ひとりのボールを持つ時間が長くなり、縦パスよりも横パスが多くなり、リズムもテンポもスローになっていました。あくまでも結果論としては大丈夫でしたが、これは中国を楽にしました。余力を中国に与えてしまいました。やはり、主導権を握れている時はギアを下げずに一気にいって、2点以上のリードを奪って止めを刺すべきであると思います。 このブログは皆様の応援で継続されています。 「参考になった」「面白かった」「賛同できる」と思いましたら、 人気ブログランキング にほんブログ村 サッカーブログ サッカー FC2 Blog Ranking 上記3ヶ所への応援クリックを宜しくお願い致します。 ★ 選手評価。日本代表。中国戦。2022年1月27日。W杯アジア最終予選。第7戦。 有料:300円:サポートによる支援もお願いします! ★ 奥川雅也が先発フル出場で1得点。4つの得点シーンを詳細に解説しつつ「4-1-2-1-2」の特性を語る。 【 ビーレフェルト vs グロイター・フルト 】 有料:200円:サポートによる支援もお願いします! ★ 何を意識すれば何をすべきか見つかるのか? フィールドに立った時に確認し意識すべき事。あるいは、何を意識して観ればサッカーを観る力が上がるのか? 有料:300円:サポートによる支援もお願いします! ★ 「森保ジャパン。カタールW杯アジア最終予選。前半戦総括。森保ジャパンでは何を成長させるのか? 何を成長させられる機会なのか?」+「規律重視と自主性重視、どちらが日本のサッカーには適しているのでしょうか?」。 有料:300円:サポートによる支援もお願いします! ★ 選手評価。日本代表。オマーン戦。2021年11月17日。W杯アジア最終予選。第6戦。 有料:300円:サポートによる支援もお願いします! ★ Timely Football Theory (TFT) 【9】 ~ システム・トランジションで問題を解決する ~ 有料:200円:サポートによる支援もお願いします!
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