森保ジャパン。結局のところチュニジア戦の敗因は何なのでしょうか?
1つあったと思うのはプレー強度。スタメンの選手たちは、1人もしくは2人を除いてはプレー強度の高い選手たちで構成されていて、また前半は前半だったので、まだ選手たちの疲労度が低く、プレー強度という部分でチュニジアに勝らなくても劣ってはいなかった。しかし後半になると、原口→田中、鎌田→三笘、浅野→古橋、伊東→堂安、南野→久保、長友→山根、という感じに、どんどんとスタメンの選手たちと比べてプレー強度の低い選手たちが投入され、尚且つ、フル出場した選手たちは後半になって疲労と共にプレー強度が落ち、それによってミスが出たり苦しくなって、というのが個人的な印象だった。


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プレー強度が低くなる、という事は、単純に守備力もそうだし、スプリントの回数とか、プレーエリアの広さとか、プレーの連続性とか、それから、集中力だったり判断力だったり、粘り強さだったり、そういう要素が低くなる、そしてミスも多くなる、という事なので、後半はタフなチュニジアの選手たちの方が上回るようになり、という感じだった。しかしながら、この交代策が間違いだったのかと言えば、やはり、そうとは言えず、浅野→古橋は古橋を試したい、古橋にチャンスを与えたい、という事だったと思うし、その他の選手たちの交代は、得点を取りに行く場合には、という明らかな意図を持った交代策だったと言えると思う。

しかし、結果としては、途中投入された選手たちによる攻撃力の増加、ビルドアップの力の増加、ポゼッション状態からの崩しの力の増加、それとプレー強度の低下を天秤にかけた時に、残念ながらプレー強度の低下の方が上回ってしまい、という感じだった。もちろん、それが全ての原因だった、という事ではないが、やはり、プレー強度という部分では、チュニジアの選手たちは日本の選手たちよりもタフだった、というのは否めず、そこに差が出た試合ではあったと思う。そして、そこに関しては、精神力によって補える問題ではなく、そもそもの個の能力の問題なので、だから落胆の程度も大きかったと言える。


遠藤は4試合でスタメンだったが、パラグアイ戦は45分間、ガーナ戦は69分間だったし、吉田も、パラグアイ戦とガーナ戦は45分間だった。それは他の選手を試したい、他の選手にもチャンスを与えたい、という事もあったとは思うのだが、やはり1つには、その2人には連戦の中での疲労のマネージメント、という事もあったと思うので、それでも難しかった、という事も痛い部分。今回のW杯はシーズンリーグから間を空けずに行われる予定なので、よりタフさが求められる大会になると予想される。それもあって最終メンバーの枠は23人から26人に増やす事も検討されているが、選手層の差の問題がある。

それから、ポゼッションサッカーはハイプレスもセットでなければならず、つまり、ポゼッションし続けるためには即時奪回もセットでなければならず、プレー強度が低いと成り立たない。守備のためにも、もう少しボールを持つ時間も増やしたい、と考えていたとしても、やはりプレー強度が低ければ強いプレスを受けた時、追い詰められた時にミスが出て、むしろ守備のリスクが増加してしまう。特に、ビルドアップの時に低い位置で関わる選手を少なくしていると、今の日本の実力ではリスクが大きくなる。それもあっての3ボランチ的な中盤中央3枚の構成の成功でもあったわけで、そこは失念しないで欲しい。


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