久保建英。トップ下でのD・シルバとの違いとトップ下では輝けなかった理由。
D・シルバの負傷後、国王杯準々決勝のバルセロナ戦とラ・リーガ第19節のR・マドリード戦で久保は「4-3-1-2」のトップ下でスタメン。そして、その後のラ・リーガ第20節のバジャドリード戦では「4-1-2-3」の右ウイングでスタメン、という事になった久保であるが、パフォーマンスとしては好調ながら、D・シルバと比較してのトップ下としてのパフォーマンス、という要素に関しては、やはり物足りなかったと思う。


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動き方に関しては、降りて低い位置でのビルドアップに参加する、その降り方としてサイドの低い位置にも移動する、という部分においてはD・シルバと同じだったのだが、違いの1つとしては、その時にDFラインの選手から出されるパスの回数で、D・シルバと同じように動いても、久保にはパスが出されないシーンが散見されていた。おそらくは、そこでボールを奪われない、という部分の信頼感に、その2人には違いがあるのだと思う。

そこでボールを奪われない、というのは、競り合いになってボールを奪われない、という事だけではなく、そこを回避できた後に、正確に味方へとパスを出す、そこで繋ぎのミスを起こさない、という部分も含まれていて、そこの質においては、やはりD・シルバの方が上回っていると言える。そこにおいて、久保が下手だ、という事ではなく、高いレベルにおいて、どちらの方が、より質や正確性として優れているのか、という事の差である。


それから、なぜ久保は2トップの1枚としてやウイングでよりもトップ下では輝けなかったのか? という事に関しては、前述の理由の他に、プレスのスイッチ役になれないから、という事もある感じだった。つまり、2トップの1枚であれば、まずは久保がいく、という明確さがあるが、トップ下である場合には、プレスは2トップの動きを見ながら、という事になる場合が多いので、そこに難しさがあったり、慣れの無さが感じられていた。

当然、「4-3-1-2」のトップ下が3トップの中央的に相手のCBやGKにプレスをかける、という場面もあるが、基本的にトップ下は相手のアンカーをケアする役割も担うので、2トップの1枚の時のようには相手のCBやGKに、特にプレスのスイッチ役としてプレスを仕掛ける、という事は難しくなる。尚且つ、2トップがスルロットとオヤルサバルだとプレスの力が弱くなりがちなので、という事から起こる難しさも発生している。

従って現状ではトップ下よりも、より高い位置でプレーでき、更には、よりプレスのスイッチ役になりやすい2トップの1枚であったり、左右どちからのウイングであったりした方が、久保は良さが発揮できると思う。そしてこれは、日本代表で久保を使う時にも当てはめられると思っていて、尚且つ、スルロットのようなタイプのFWの選手がいる事も久保の活躍を引き出している、という事も重要で、そこから答えを導き出してもらいたい。


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