この試合で浅野がプレーしたポジションは「4-3-1-2」のトップ下。主には、相手のアンカーもしくは2ボランチの左のカンプルを封じる、というタスクを与えられていたと思うのだが、割と攻撃でも効いていて、その精度はともかくシュートを打つシーンも何回かあった。2トップでも、アジェイは左ウイング的で、ホフマンは中央で、という感じだったので、浅野は、攻撃時は右ウイング的にもセカンドストライカー的にもプレーする事ができ、それが相手にとっての捕まえ難さとなり、攻撃でも浅野は活きていた試合だった。
■ 久保建英がD・シルバのアシストで先制点を決める。D・シルバに活かされる久保。 【 R・ソシエダ vs エルチェ 】の記事はこちら。
後半3分、左サイドからのスローインから、ホフマンがニアで頭で背後にすらし、そこに浅野が飛び込んで来てヘディングシュート。それはGKに弾かれてしまったが、そのリフレクトをマゾヴィッチが決めてボーフムが先制点を奪う。そして、その後にも惜しいシュートを打つシーンもあったが、浅野は後半25分に交代し、そのままスコア「1-0」でボーフムが勝利を収めた。この試合のような浅野の起用方法は意外と面白く、浅野も手応えを感じていそうな感じだった。場合によっては、日本代表でやってみても良いかもしれない。
■ 三笘薫が決勝点をアシスト。但し、やや苦戦の試合ではあった。 【 ブライトン vs クリスタル・パレス 】の記事はこちら。
しかし、やはりシュート精度という要素に注目すると、もう少し高くないと、という印象が強かったのは否めず、そのランダム性が良い結果を生んだり、時には素晴らしいトラップを見せたり、高い決定力を発揮する事もあるが、もっと、そこが技術的に高いレベルで安定しないと、主には守備でのタスクが多い起用になってしまうと思う。特に日本代表では1トップ、CFでの起用が主になると思うから、守備で貢献するだけのFWでは難しくなってしまうので、やはり、シュート精度も含む技術力というのは、必須で高めてもらいたい。
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