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日本サッカーとは、まさに黎明期にあり、その方向性を決める時期にあります。そしてこの時期の選択決定が、10年後20年後の日本サッカーの姿を決めることになります。皆様ならばどちらを選択しますか? これは重要なターニングポイントとなりますよ。
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○ カウンター? ポゼッション?
日本サッカーが抱えている特有の問題として、「アジア相手にはポゼッションサッカーができるが、世界相手だとカウンターサッカーにならざるえない」、ということがあると思います。別の言い方をすれば、「アジア相手には攻め勝つことができるが、世界相手だと守備的な戦い方を選択せざるをえない」、と言うこともできます。アジアカップ、W杯予選、ここでは「攻め勝つポゼッション」スタイルでも勝ち抜けることは、ジーコジャパンが証明してくれました。それどころか、個人的には、アジア相手には攻撃力(得点力)が最も大事であると考えています。守備はソコソコでも攻撃力(得点力)が高ければ攻め勝てるのがアジアであると考えています。しかし、世界相手には全く逆になる気がします。世界と戦う時には「勝つサッカー」よりも「負けないサッカー」これが大事になり、それを可能にする守備力が無ければ世界と対等に戦うことができません。これが日本のジレンマであり、日本が抱える特有の問題でもあります。トルシエジャパンもジーコジャパンもこの壁に苦しみ、結局最後まで解決できないままでした。特にジーコはこの壁に正面から激突し、泥沼にハマり、抜け出せないまま迷いを抱えW杯へと入っていってしまいました。コンフェデ後、ドイツW杯までの1年間、ジーコジャパンは強化に失敗した訳ですが、その理由が、このアジア基準から世界基準に脱皮しようとして、失敗したことでした。ジーコジャパンはポゼッションサッカーのままW杯までいくべきだったのか? それとも、カウンターサッカーに切り替えるべきだったのか? そこで、この答えを出す為に次のクエスチョンとなります。 ○ 自分を貫く? 相手に合わせる? 世界の一流クラブ、世界の強豪国、ほとんどが独自のスタイルを持ち、相手に合わせるサッカーということをしてきません。相性の良し悪しがあっても変えてくることはほとんどありません。相手に合わせるサッカーは「弱小国」のサッカーとも言われます。さて、果たして日本は、自分を貫くべきか? 相手に合わせるべきか? その答えを導き出す為には、日本のビジョンを考えることが必要となります。つまり、「2010年でベスト4以上の成績を残せるチームを目指す」、ということと、「2014年以降常にW杯で決勝Tに進出できるチームを目指す」、というものです。「2010年でベスト4以上の成績を残せるチームを目指す」ならば、局地戦、戦術に優れるヒディングのような策士型の監督を招聘することが一番です。ヒディングのような監督の場合は、長期間かけてチーム作りをする必要がありません。ヒディング時代の韓国やオーストラリアが見せたようなチームを作れば良いわけで、それは短期間で作ることができます。しかし、それはその国のサッカーの基礎力をアップするような手法ではありませんから、ヒディングが去れば、その国のサッカーは本当の実力の位置まで下がってしまうわけです。そして、これが「相手に合わせるサッカー」の現実ではないかと思います。しかし、もし日本が「2014年以降常にW杯で決勝Tに進出できるチームを目指す」というビジョンに立つならば、ヒディングのような監督は目的と合っていません。つまり「自分を貫く」という方向性で日本を強くしようという監督、戦術ではなく戦略に優れる監督でなければならないということになります。短期的視野に立つのか? 長期的視野に立つのか? それとも短期的視野と長期的視野を同時に進行していくのか? そこが日本サッカーの未来を決めることになります。しかし、短期的視野と長期的視野を同時に進行は、全く中途半端でどうにもならない状態になる危険性があります。果たして日本はどちらを選択すべきでしょうか? これは簡単なようで、考えれば考える程難しい選択だと言えます。 ○ 泥臭く? 美しく? そして、最後に蛇足としてこの選択なのですが、最初に言ってしまうと、この議論は全く意味が無い、というのが私の意見です。走って走って走りまくるサッカーをするのか? エレガントなサッカーをするのか? この2つを両極に考える必要は全く無いからです。この選択の答えは、1つのチームの中に、どちらの選手も同時に存在していれば良い、というわけです。2006年は走る選手中心のオシムジャパン、2007年前期はエレガントな選手中心のオシムジャパン、つまり、この2つのオシムジャパンを融合させれば良いわけですね。遠藤、俊輔、憲剛、この3人の中から1人ないしは2人を選ぶ選択、もしかしたら小野や小笠原まで含めて5人の中から1人ないしは2人を選ぶ選択、さらには、柏木他若手も伸びてきて、もっと多くの候補の中から1人ないしは2人を選ぶ選択に迫られるかもしれません。しかし、ジーコジャパンのように、俊輔、小野、ヒデ、小笠原、遠藤、5人も同じようなタイプの選手を最後に選択することは、同じ過ちを繰返すことになりますから、もう許されることではありませんよね。要するに、泥臭さか? 美しさか? ということは選択問題にはならず、その融合が最も良い選択であるということが言えると思います。 少しでも面白いと感じましたら ◎ サッカー人気blogランキング ◎ ○ サッカー FC2 Blog Ranking ○ への応援クリック投票をポチッと宜しくお願い致します。 |
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