|
「興味のある方は、日本がアジアカップで優勝した当時の映像と、今日の試合の映像とを比べてみてほしい。細かいところまで、よく比べてほしい。その分析の結果、どちらの日本代表の方がよいサッカーをしていたか、感想を言ってもらえるとうれしい。負けた、勝ったではなく、試合の内容を見てほしい。もちろん、トルシエ、ジーコといった歴代監督、そして当時の選手に対しては敬意を持っている。しかし、どちらのサッカーが、いいサッカーをしていたか」とオシムさんが仰っていたので、トルシエ、ジーコ、オシム、それぞれのアジアカップを比較してみようと思います。
記事を読む前に、 ◎ サッカー人気blogランキング ◎ ○ サッカー FC2 Blog Ranking ○ へのクリックをお願い致します。
○ トルシエジャパン アジア大会00’総括
2大会ぶり2回目の優勝を飾ったトルシエジャパン。やはり一番は「ユース、五輪、と下のカテゴリーから一貫して同じサッカーをやり続け、その黄金世代の若い選手に、西澤、森島、名波、服部、森岡、松田、川口、というメンバーを上手く融合させてチームの完成度を高めた」ということだったと思います。他の国がまだチームの模索段階にあるのに対して、トルシエジャパンの完成度は高く、また、個の力も高いものでした。但し、フラット3の弱点や、左サイドの弱点なども顕著に露呈し、このままでは世界相手には厳しいのではないかということも感じました。決勝以外では常に失点している守備は、この先、修正していきたいところです。 サウジアラビア戦 アジア杯2000予選リーグ ウズベキスタン戦 アジア杯2000予選リーグ カタール戦 アジア杯2000予選リーグ イラク戦 アジア杯2000準々決勝 中国戦 アジア杯2000準決勝 サウジアラビア戦 アジア杯2000決勝 ○ ジーコジャパン アジア大会04’総括 結果日本の二大会連続優勝で幕を閉じたこの大会、なんと言っても印象深かったのは中国観客による反日感情だった。大アウエーとも言える環境の中で日本代表の戦いぶりはどうだったのか振り返ってみたい。イングランド遠征で調子の良かったメンバーやシステムをほぼ変更せずに大会に臨んだ。しかしながら、小野と稲本というボランチ二枚を欠き、好調を持続していた久保も欠いて、前回優勝国としてどこまでやれるのか不安はあった。予選3試合は無難にこなしたと言えるだろう。イラン戦では引分けたが、堅実な戦いぶりだった。決勝トーナメントに入ってからの日本の戦いぶりはまさに奇跡の連続で、日本選手の気持の強さと言うのか、勝負根性というものが見られた。「アジア相手には絶対負けないとう自信とプライド」まさにそれが表現された試合の連続であった。おそらく、中国人観客による理不尽なまでの反日応援が選手たちの魂に火をつけたということも大きかっただろう。正直、どの試合を分析してみても、内容が良かったという試合はない。どの試合も日本は個人技で勝ってきたと言えるだろう。鈴木、玉田、中村、アレックス、加地、遠藤、福西、田中、中澤、宮本、川口、それぞれの選手が頑張ってギリギリ勝利した試合が多かった。決勝トーナメントのヨルダン、バーレーン戦などは内容よりも勝利だけを求めた強さがあった。川口、中澤、玉田などが信じられないような活躍をみせたので勝利したというものだった。決勝の中国戦では格の違いを見せつけたが、日本は南米や欧州の国を相手に戦っていかなければならないことを考えると喜んでばかりもいられない。最後に、今大会、中澤の活躍が大いに目立った。守備ではもちろんのこと、攻撃でも貢献し、アジアの中では突出した存在のように感じられた。 ○ オシムジャパン アジア大会07’総括 カタール戦 アジア杯07’予選リーグ UAE戦 アジア杯07’予選リーグ ベトナム戦 アジア杯07’予選リーグ オーストラリア戦 アジア杯07’準々決勝 サウジアラビア戦 アジア杯07’準決勝 韓国戦 アジア杯07’3位決定戦 アジア杯07 最終選手評価 1 アジア杯各論考察 オシムジャパン 2 アジア杯各論考察 オシムジャパン 3 アジア杯各論考察 オシムジャパン 4 アジア杯各論考察 オシムジャパン 5 アジア杯各論考察 オシムジャパン ○ 過去2大会とオシムジャパンアジアカップを比較 まず、トルシエジャパンのアジアカップと比較して、気候条件はオシムジャパンのアジアカップの方が苛酷でしたが、日程的にはトルシエジャパンのアジアカップの方が苛酷でした。オシムジャパンのアジアカップはほぼ20日でしたが、トルシエジャパンのアジアカップはほぼ15日でした。従がって、オシムジャパンのアジアカップだけが苛酷であったとは言えないと思います。但し、1つオシムジャパンを擁護できる点があるとすれば、それは、7年前と今とでは、アジアのレベルに差があるということです。7年前のアジアレベルはかなり低く、Jリーグ発足から7年で飛躍的に実力を伸ばした日本に比べて、その他のアジアはまだまだ個の力も組織力も低いものでした。しかし、ここ数年、中東を中心にかなりアジアはサッカーの強化に資金を費やし、多くのアジアの国のサッカーがレベルを飛躍的に伸ばしてきています。欧州サッカーとの繋がりを強くしたり、帰化選手を大量に受け入れたりと、あまり実力を伸ばせず停滞気味の日本サッカーを尻目に、どんどん実力をつけてきています。つまり、トルシエの頃と今とではアジア大会のレベルそのもの自体に差があり、その点だけは、オシムジャパンが優勝できなかったことを擁護できる点であると考えています。しかし、オシムの言うような、内容ではトルシエジャパンよりもオシムジャパンの方が上回っていた、というのは、内容をよく見比べて見ても、オシムジャパンの方が上だとは言えないような気がします。目指しているスタイルに違いがあるので、やはり比較は難しいように思いますし、どちらが強かったのか考えてみても、前述のように周囲の環境が異なりますから、一概には比較できないと言えます。 そして、ジーコジャパンのアジアカップですが、ジーコジャパンの中国大会は特殊だったと言えると思います。日本だけが大アウェーの環境で、それがマイナスになるどころか、日本の選手の気持ちを奮い立たせるプラス材料になりました。予選では順当に勝ちましたが、決勝Tに入ってからは、決勝の中国戦以外は奇跡の連続で、実力以上の力が出せたと言えます。また、決勝まで勝ち進んできた中国も、ホームアドバンテージによるものが大きく、本当に決勝まで勝ち進んでくる実力があったとは思えません。決勝で日本が危なげなく勝ったことを見てもそう言えると思います。そして日本代表の内容ですが、オシムジャパンと比べて良い内容であったとは言えないとしても、個々の選手の勝ちたい気持ちというのか、団結力とモチベーションは、オシムジャパンのアジア大会よりもかなり高く、個人で得点を取る能力も上回っていました。高原がいなかったら予選敗退も充分可能性があったほど攻撃に威力が無かったオシムジャパンと比べて、支配率が高かったことだけをもって、ジーコジャパンよりも内容が良かったとは、一概には言えないような気がします。 この記事が参考になりましたら、 ◎ サッカー人気blogランキング ◎ ○ サッカー FC2 Blog Ranking ○ への応援クリック投票をポチッと宜しくお願い致します。 |
|
| ホーム |
|


