平野孝&明神智和&藤田俊哉
2007年8月29日、J1第23節、大宮所属の平野孝がJ1通算350試合(史上9人目)、G大阪所属の明神智和がJ1通算300試合(史上30人目)を達成しました。また、少し前の試合で名古屋G所属の藤田俊哉がJ1通算100ゴールを達成しました。

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○ 平野孝

名古屋グランパスを戦力外通告されそうになっていた若い平野を救ったのは着任早々のアーセン・ベンゲル監督でした。「彼は必要な選手」ベンゲルはそう言って平野を残したそうです。ベンゲルはセンターフォワードだった平野を左ウイング(もしくは左SH)にコンバートして、その才能を開花させました。私の中で最も印象に残っている平野のプレーと言えば、左サイド、縦の突破から切り返してドリブルで中へ切り込み、更にもう一度切り返して縦へ突破してゴールを決めた、キレキレの直角ドリブルでした。このプレーを見て一発で平野のファンになりましたね。日本代表にも選出されるなど、ベンゲル時代の平野は日本最高の選手の1人だったと思います。しかし、ベンゲルが名古屋を去ると、チームの低迷と共に平野のパフォーマンスも低迷しました。その後、数々のクラブを渡り歩き、2007年8月現在では大宮に所属しています。左ウイングや左SHではなく、左SBでの出場も増えていますね。残念ながらかつての輝きはもう見られなくなっていますが、J1通算350試合は素晴らしい記録です。まだまだ頑張って欲しいですね。

○ 明神智和

黄金世代の1人。準優勝したワールドユースでは、怪我の稲本を押し退け、主力ボランチとして勝利に貢献しました。また、トルシエジャパンがアジアカップで優勝した時には、右ウイングバックとして大活躍を見せました。長年柏レイソルでプレーしましたが、2007年はG大阪へ移籍。そこで更なる輝きを見せています。若い頃よりも守備的なプレーに磨きがかかり、G大阪では不動のアンカー。G大阪の超攻撃スタイルを守備面で支えています。まだオシムジャパンにはお声がかかっていませんが、中盤の底「水を運ぶ選手」として、黒子の活躍は高い評価を得て然りであり、ベテランアンカーとして招集されても不思議はないと思います。とりあえずJ1通算300試合を達成しましたが、まだまだ通過点、これからもチームの主力として長く活躍して欲しいと思います。ポリバレントな選手であり、攻守のバランサーとしてかなり優秀な選手であり、チームに1人は欲しい選手という感じですね。

○ 藤田俊哉

左右SH、左右ウイングバック、FW、OMF、DMF、と中盤より上のポジションならばどこでも活躍できる才能豊かな選手ですね。スピードとテクニックを兼備えた素晴らしい選手だと思います。スタジアム観戦で何度か生で見たことがありますが、想像以上にスピードがあり、驚いたことを覚えています。しかし、やはり、藤田俊哉の特筆すべきことは、中盤の選手ながらのその得点力の高さであると思います。J1通算100ゴールを決めましたが、2列目や3列目から飛び出して得点を決める感覚というものは素晴らしいものがあります。長年プレーし、黄金時代を築いたジュビロを出て、現在は名古屋グランパスでプレーしており、中盤の底で起用されることが多くなっていますが、まだまだ得点力は健在のようです。代表ではなかなか活躍を見せられなかった選手ではありますが、日本を代表するMFであることは間違い無いと思います。

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