オシムジャパン3試合選手活躍度ランキング&総評
カメルーン戦、オーストリア戦、スイス戦、この3試合での総括選手評価をランキング形式でしてみたいと思います。

記事を読む前に、
◎ サッカー人気blogランキング ◎
○ サッカー FC2 Blog Ranking ○
へのクリックをお願い致します。
第1位 田中マルクス闘莉王 73点

ダントツの第1位ですね。3試合通して安定した高いパフォーマンスを見せました。但し、守備のみならず攻撃でも闘莉王頼みになってしまっていることは、決して良いことではありません。本来ならば、ポジションと役割で言うならば、遠藤と稲本が闘莉王のやっていた攻撃的な仕事をこなさなければならなかったのに、この2人のパフォーマンスが低調でした。また、遠藤と稲本が仕事をこなせなかった為に、俊輔や松井が低い位置まで下がってボールを受けにいかなければなりませんでした。闘莉王の負担を減らす為にも、松井と俊輔に前でプレーさせる為にも、遠藤と稲本には今の2倍3倍頑張ってもらいたいですね。

第2位 松井大輔 60点

この3試合で合格点と言える活躍をしたのは、闘莉王と松井の2人だけでした。闘莉王のロングフィードと松井のドリブル、これは充分武器になることが分かって良かったと思います。後はコンビネーションですね。松井が独力でドリブルしても良いプレーをしていましたが、俊輔を含め他の選手とのコンビやトリオやカルテットで相手のDFを崩すシーンが必要だと思います。そうすればオシムジャパンも流れの中から得点を取れるようになるはずですからね。

第3位 中澤祐二 53点

欧州遠征では物足りなさが残りましたが、カメルーン戦では強さと高さと安定感を見せました。「俺がもっと中心選手として周囲の選手に指示を出していく」とアジアカップ後は言っていたのに、闘莉王が加わったら、その役割を闘莉王に譲ってしまったみたいになっていますね・・・。確かに闘莉王の方が活躍していますが、だからと言って遠慮することは無いので、ベテランとして、リーダーとして、もっと若い選手を牽引している姿をピッチで見せて欲しいです。

第4位 鈴木啓太 50点

現状で可能な最大限の力は出していると思いますが、今の実力では世界と戦う時に、50点評価からは伸びないと思いますね。アンカーであるならば、まずは1対1の強さ、対人守備の強さ、これをもう1段階レベルアップさせる必要があります。しっかりカバーリングしたり、マークについたり、チェックに行ったり、そういうことはできていたのですが、結局、競り合いに勝てず相手の攻撃を止められないというシーンが目立っていましたので、そこは「フィジカルの向上」と「フィジカルコンタクトの技術の向上」、これを2010年までにしっかりやっておく必要がありますね。もしそこでの上積みが無いならば、2010年W杯のピッチには立っていないかもしれませんよ。

第4位 中村憲剛 50点

憲剛がボランチに入ることによって、中盤のパス回しがスムーズになり、リズムが生まれ、俊輔が下がってこなくてもよくなる、ということは確認できました。しかし、守備には問題が出ることも確認できました。憲剛の場合はフィジカルの強さで守備をするのに適した選手ではありませんから、守備力を向上させるには、判断力とポジショニングにポイントがありそうです。攻撃に出るタイミングと守備をするタイミングを間違えない。スペースをしっかり埋め、プレスに行ける、パスコースを塞ぐような、守備におけるポジショニングをしっかり確保する。それが今後の課題となりそうです。それができるようになれば、ボランチの1枠は憲剛の不動のポジションになると思いますね。

第4位 中村俊輔 50点

俊輔が下がってきてしまうのは、そうしなければボールが回って来ない、ということだけでなく、前線のゴリゴリくる激しい守備に我慢できず、それを嫌がって下がってくるというのもあると思います。しかし、その厳しい守備の中で、テクニックでボールキープし、ドリブルで突破してくれることを期待されているので、そこを頑張って欲しいですね。もうセットプレーに関しては想定内なので、流れの中でのプレー、これですね。そして得点すること。これが無いと2010年はお払い箱になる可能性もあります。田中達也、松井、山瀬、大久保、この4人のアテネ世代選手が1トップ下に並ぶことも大いにあるわけですからね。

第4位 川口能活 50点

おそらくもう、これ以上の成長は望めない選手だと思いますから、とにかく安定感ですね。そして、ニアサイドを抜かれる癖がありますから、それだけは何としても改善して欲しいと思います。川島、西川、林、若手のGKもガンガン突き上げていますから、ベテランGKとしての価値をもっと高めて欲しいと思います。

第4位 巻誠一郎 50点

まだまだですが、最近は少しづつ成長が感じられます。それにしても、俊輔→巻、という得点パターンは多いですね。相性が良いのでしょうか? しかし、もっと鉄のハートが欲しいですね。良い人では一流選手になれません。頑張っているだけでも一流選手にはなれません。仲間にもっと要求して、自ら指示を出して、そうしなければ、いくらオシムでも使い続けてくれないと思いますよ。

第9位 田中達也 45点

Jでの好調さを見せられず、ちょっと存在感が薄かったですね。持ち味である切れ味鋭いドリブルを、松井のように強引にでも見せて欲しかったです。それがアピールするということであり、海外の厳しい環境にいる松井にはそれがよく解っていて、実戦して見せましたが、田中達也にはそれができませんでした。

第9位 稲本潤一 45点

悪くないようにも見えるのですが、それは目立つシーンで派手なスライディングなどを見せているからで、90分では、15分~20分ぐらいしかプレーしていないと感じます。つまり、仕事量が少ないし、ポジショニングも中途半端で、試合の流れの中に入っていません。松井と比べても仲間との絡みが少な過ぎます。ボランチですから、これではチームに大きなマイナスだと言えます。守備時にはスペースを埋めていますから、それだけでも役に立っていますし、時折見せるフィジカルアタックの強さは素晴らしいですが、もっとアグレッシブな攻撃を期待したいですね。しかし、もしかしたら、稲本は攻撃的なDMFから守備的なDMFに変わったのかもしれません。そうであるならば、鈴木との共存において、何らかの認識統一が必要だと思いますね。

第11位 駒野友一 43点

やはりアジアを飛び出して世界が相手となると如実に露顕する個の能力の足りなさ。駒野と鈴木は完全にそういう状態でした。2人共、アジア相手ならば高いパフォーマンスを見せられますが、世界が相手となると小さく見えます。1対1の競り合い、粘り強くついていく身体能力、突破のドリブル、センタリングにかかる場面でのアジリティと判断力、そして、センタリングの精度。全てにおいて1ランクのアップが必要です。それを肌で感じたと思いますから、これからどうやって自分を高めていくのか、考える必要があると思います。

第12位 矢野貴章 40点

スイス戦で勝利のゴールを決めて印象深くなりましたが、まだまだ自分が出し切れていません。これからの選手ではありますが、現時点でも、もう少し能力は発揮できると思います。今はもっと思うが侭に動いた方が良いと思いますね。周囲に遠慮せず、走り回って、飛び込んで、強引にシュートすれば良いと思います。次は期待したいですね。

第12位 遠藤保仁 40点

まず、今の起用方法とポジションでは活躍できない、ということですね。得点力が高いわけでもなし、裏へ出てボールを受けるのが得意なわけでもなし、ドリブルでの突破力があるわけでもありません。遠藤の持ち味は、ボールを落ち着かせて展開すること、後方から攻撃参加してスルーパスを出すこと、そして、ミドルシュートとセットプレーですから、一長一短がハッキリしていて、ポリバレントな選手ではないわけです。遠藤が活きるのはボランチ、そこしかないと思います。もし今の「4-5-1」だとしても、ボランチに吸収されるぐらいのポジションでプレーすべきだと思いますね。

第14位 加地亮 36点

残念ながら最下位です。カメルーン戦では良いプレーを見せたのですが、オーストリア戦とスイス戦では最悪でした。まず、プレーに自信な無さがあらわれています。そして、五分五分の場面で勝負しません。センタリングが中の選手に合うことが皆無でした。守備でもソコソコという感じでした。日本の右サイドバックがそれほど人材不足だと思えませんね。むしろ左サイドバックよりは人材が豊富なはずです。予選に向けて守備メンバーは固定するというオシムの考えがあるのだと思いますが、変えても問題は無いと思いますね。


少しでも面白いと感じましたら、

◎ サッカー人気blogランキング ◎
○ サッカー FC2 Blog Ranking ○

への応援クリック投票をポチッと宜しくお願い致します。

【2007/09/14 12:45】 | オシムジャパン考察 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
<<反町ジャパン3試合選手活躍度ランキング&総評 | ホーム | カタール戦後 反町監督&日本人選手コメント>>
コメント
シロさん、コメントありがとうございます。

そうですね。Jでの活躍程度のパフォーマンスを見せてくれれば良いのですが・・・。「彼はあえて他の仕事にも挑戦し、自分の殻を破ろうとしているような感じがします」という御意見ですが、そういう見方もあるのかなぁとは思いますが、どうでしょうか・・・? う~ん・・・。
【2007/09/14 20:28】 URL | 管理者 jube #-[ 編集] | page top↑
遠藤はもうちょっとで何か出来そうな気がするんですけどね・・・。
自分の持ち味を存分に発揮したいならボランチに近いポジションで組み立てていればいいはずですが、彼はあえて他の仕事にも挑戦し、自分の殻を破ろうとしているような感じがします。
【2007/09/14 17:10】 URL | シロ #-[ 編集] | page top↑
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://kodahima.blog71.fc2.com/tb.php/628-4e6a7ee2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |