ACミランの分析と対策
いかに相手がACミランとは言え、
戦う以上は勝つ為に対策を考えるのが当然だと言えます。
従って今回は、
ACミランを分析し、
その攻守における対策を考えてみたいと思います。

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○ ACミラン分析

 ACミランはどんなチーム?
 完成されたイタリアサッカーをするチーム。

<カテナチオ>
<トラップディフェンス>

「4-4-1-1」というシステムのミランですが、守備は「トラップディフェンス」だと思います。そのトラップディフェンスゾーンは、自陣のセンターライン少し下からPA少し上の20~30Mゾーン。そこにMF4枚+DF4枚=8枚がトラップゾーンを布いて、ボールがそこに入ってくると一斉にプレスをかける守備をし、インターセプトしたり囲んだりして奪ったボールから、カカ、もしくは左SHから中央に移動してくるセードルフを経由して素早いカウンターを仕掛けるスタイルだと言えます。ミランと対戦するどのチームもこの「トラップディフェンス」に苦しんでいますね。特に、セードルフ、アンブロジーニ、ピルロ、ガットゥーゾ、と並べた中盤のフラット4が守備に強いので、ここにハマると攻撃の機能性を奪われてしまいます。

<大正解だったセードルフの左SHとガットゥーゾの右SH起用>
<80%以上3人だけで攻める>

06-07CLが始まった当初は、セードルフを起用していませんでしたが、セードルフを左SHに起用したこと、そしてガットゥーゾを右SHにして、左上がりのシステムにしたことによって、特に課題だった攻撃力が改善されてきました。セードルフがデコのような感じで、左サイドから中央に移動する動きでマークされずにトップ下へ移動してくるので、これがとても効果的であると言えます。そして、セードルフが回数多く上がっても、ガットゥーゾはあまり前へ上がらず、アンブロジーニ、ピルロ、ガットゥーゾ、という3人が3ボランチのように「トラップディフェンス」を保っていることが多いので、インザーギ、カカ、セードルフ、という前3人だけで攻める形、イタリアらしいスタイルが確立してきていると思います。

○ ACミラン対策

 鉄壁の守備を崩すには?
 その答えは「オシムサッカー」にあり。

「ロングランニング」と「ダイレクトパス」、これがミランの守備を崩すポイントになると思います。センターバック、ウイングバック、ボランチ、のポジションにいる選手が後方からロングランニングして、トラップディフェンスの外から走り込みDFラインの裏まで走ってボールを受ける、というプレーが効果的であると考えられます。この動きならば、トラップディフェンスとオフサイドトラップの2つの守備戦術を同時に崩すことができると思います。そして、もう1つは「ダイレクトパス」ですね。少しでもボールを持って考えているとトラップディフェンスのプレスで囲まれますから、少ない人数でもいいのでダイレクトパスでリズミカルにテンポ良く攻撃するということが有効であると思います。一見、崩しようがないように思えるミランの守備ですが、この2つ、「ロングランニング」と「ダイレクトパス」が高いレベルでパフォーマンスできれば、ボロボロに崩すことができるのではないかと思います。

 インザーギ対策は?
 浦和の守備方法なら危険は少ない。

インザーギの特徴は何と言っても「ライン裏への飛び出し」にあります。何回オフサイドにかかっても、一発を狙って裏への飛び出しを狙ってきます。これを必要以上に恐れる必要があるかどうかは熟慮の余地がありますが、やはり、どうしてもインザーギの持味だけは消しておきたくなります。インザーギは個人技のドリブルから得点したり、フィジカルや高さを活かしたヘディングが得意な選手ではありませんから、DFラインを低くして守れば危険は少なくなるはずです。また、ジラルディーノが起用されてきた場合にも、同様の方法で問題ないと思います。

 カカ対策は?
 鈴木啓太1人だけが密着マーク。

2人でマークしても3人でマークしても、突破される時は突破されてしまうし、シュートを打たれる時は打たれてしまう。従って、ここはもう、人数を割いてマークをつけるよりは、鈴木啓太を信頼して、1人で密着マークさせるのがベストだと思う。カカに守備が集中してインザーギ、セードルフ、ピルロがフリーになってしまうのは怖すぎる。

 ピルロ対策は?
 長谷部の働きが鍵になる。

レジスタというポジションを確立させたとも言えるピルロは間違い無くACミランの最重要選手です。中盤の底から正確でイマジネーション豊かなパスを連発されては苦しくなります。従がって、中盤の低い位置にいるピルロをフリーにしない守備をしておく必要があるのではないかと思います。そして、その役割に最適な選手が浦和Rには存在します。それは長谷部です。トップ下起用されている長谷部をピルロに密着マークさせ、ACミランのハンドルであるレジスタを封じ込めます。ピルロに仕事をさせなければ、ACミランの展開力を半減させることができるはずです。

 セードルフ対策は?
 阿部がチェックする。

中盤の底左ゾーンから攻撃参加して、決定的なスルーパス、ミドルシュート、ドリブル、あらゆる攻撃能力を持つセードルフを防ぐのが最も難しい。後方から攻撃参加してくるので、密着マークは難しいので、阿部が常にチェックして、攻撃参加してきたらフリーにしないことが重要となってくる。まさに「優勝請負人」であり、カカやピルロよりも老獪で、危険度は高い。

○ 後記

結局は、カカ、セードルフ、ピルロ、ガットゥーゾ、アンブロジーニ、対、長谷部、阿部、鈴木、相馬、細貝、という中盤の1対1のガチンコ勝負が勝敗を左右すると思います。攻守においてどちらの個がパフォーマンス的に上回れるのか? それが楽しみですね。


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【2007/12/12 00:05】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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