「何かを始めようとするとき、
もっとも大切なのはチャレンジする気持ちだと私は考える。 特にこれから組織を作り上げ、 部下を育てていかなければならないリーダーには、 なくてはならない資質だ。 大きな目標に向っていこうとしないリーダーに、 誰がついていこうと思うだろうか」 記事を読む前に、 ◎ サッカー人気blogランキング ◎ ○ サッカー FC2 Blog Ranking ○ へのクリックをお願い致します。
これは1993年にジーコが語った言葉でありますが、
そこで気になるのが、 ジーコが2002年の日本代表就任会見で、 何を語っていたかである。 それを確かめてみると、 Q 最大の目標は何か? A 今後の最大の目標は、 日本サッカーが常に前進すること。 とりわけ、2006年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会の予選を突破し、 本大会出場を果たすことです。 私の人生は常に挑戦がテーマでした。 今回の仕事でも、 日本のサッカーに貢献できるように挑戦していきたい。 Q 監督を引き受けた最大の理由は? A 私が日本サッカーの発展に少しでも役に立ちたいと思ったからです。 これまでの鹿島での11年間の経験にプラスして、 さらに日本代表にも貢献できればと思いました。 そして、このような名誉ある話を断る理由は何もありませんでした。 日本のサッカーはここ数年、 目覚しい発展をして、 自分もそれを見続けてきました。 日本人の私に対する温かい視線も、 私が監督を引き受けた理由の一つです。 Q 具体的にどんなチームを作るつもりですか? A 信念を持ったチームを作りたい。 選手一人ひとりが誇りを持てるようなチーム、 そして常に勝利に向かっていけるようなチームにしたい。 確かにここでも、 ジーコは挑戦=チャレンジ、 ということを言っていますね。 ジーコの言葉のように、 リーダーというのは、 明確な目標や、 目指す方向性を示し、 それに対する強い想いというものを、 示す必要があります。 パッション、 情熱によって、 先導者であり、 ムードメーカーでなければ、 ならないわけです。 そして、 ジーコジャパンを思い出す時、 ジーコが最大の目標としていた、 ドイツW杯出場までというのは、 そこに向って、 強い気持ちというのがあり、 それが強運を呼び込み、 成功したというのがあったと思います。 その強い気持ちが、 システムや戦術理論の未熟さを、 カバーしてきたわけです。 しかし、 その次の目標へ移った時、 つまり、 ドイツW杯で予選を突破し、 決勝トーナメントへ進出するという目標へ移った時、 そこまでの強化プランというものは、 ジーコの中に無かったのかなと思います。 そこでジーコの中に生まれた、 「迷い」というものは、 選手に伝わってしまったし、 手探り状態というものが、 選手に伝播してしまっていました。 リーダーのチャレンジ精神がどこまであるのか、 そして、 目標達成の為の綿密なプランというものが、 どこまであるのか、 それが、 監督の資質の1つの重要な要素であることは、 間違いないと言えます。 「なかなか良い記事だな」と思いましたら、 ◎ サッカー人気ブログランキング ◎ ○ サッカー FC2 Blog Ranking ○ への応援クリック投票をポチッと宜しくお願い致します。
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