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2006年には悲願のJ1優勝を果たし、
2007年には最高の結果を出した浦和レッズですが、 2008シーズンはチームが揺れています。 その浦和レッズに主観として何を期待しているのか、 3シーズンのレッズの変遷を考察しながら、 それを記してみたいと思います。 記事を読む前に、 ◎ サッカー人気blogランキング ◎ ○ サッカー FC2 Blog Ranking ○ へのクリックをお願い致します。
○ 3シーズンにおける浦和の変遷(主観)
2006年 FW:ワシントン MF:山田(田中達・永井) ポンテ MF:三都主 鈴木 長谷部 平川 DF:ネネ 闘莉王 坪井 GK:山岸 ブッフバルト体制になって3年目。Jリーグのお荷物とまで言われ、J2にも降格したことのある浦和レッズが初優勝したシーズンでした。この後に、2007年、2008年、と書いていきますが、私の中ではこの2006年の浦和レッズが3シーズンの中で最も完璧に近いチームだったと感じています。ストライカーのワシントン、ドリブラーの山田(田中達・永井)、司令塔のポンテ(小野)、左サイドアタッカーの三都主、攻守の縁の下の力持ちである平川、第4の矢として攻守に厚みを出す長谷部、危険察知能力とカバーリングが光るアンカーの鈴木、スピードが持ち味のストッパー坪井、圧倒的な高さと攻撃力が持ち味の闘莉王、それぞれタイプの異なる選手が見事なハーモニーを奏でて、攻守に素晴らしい強さを見せてくれました。常々「タイプの異なる人間が組み合わさって同じ目的意識を共有している組織が最も成功する組織である」と考えている私にとって、この2006年の浦和レッズは理想的なチームでありました。全体的に守備的なスタイルではありましたが、ワシントン、山田、田中達、岡野、永井、ポンテ、という中での前3枚の個としての輝き、三都主の素晴らしい突破力と高い質のセンタリング、闘莉王の守備の強さと、いざという時の攻撃参加で見られる決定力、守備だけではなく攻撃でも魅力は多くありました。ブッフバルトが3年で作り上げたJ最強のチーム、それが2006年の浦和レッズであったと思います。 2007年 FW:田中達(永井) ワシントン MF:ポンテ MF:平川 鈴木 長谷部 山田 DF:阿部(ネネ・堀ノ内) 闘莉王 坪井 GK:都築 有終の美を飾ってブットバルトが退陣、オジェックが監督となりました。ACL優勝、CWC第3位、J1第2位、輝かしい結果を残した2007シーズンではありましたが、それと同程度に苦しいシーズンでもありました。まず問題となったのは、三都主がザルツブルグへ移籍したことによる、左サイドの機能性の低下でした。その三都主の穴を埋めるべく獲得した相馬が開幕からフィットせず、2006年の大きな攻撃の武器であった左サイド攻撃が機能性を失い、苦しいシーズンの序盤となりました。また、ブッフバルト時代にはポンテの控え的な位置付けで起用されていた小野を、オジェックは主力として活躍させようと模索しましたが、それも上手くいかず、さらには、守備力だけでなく全体的なチーム力のアップを期待されて獲得した阿部も、なかなかフィットせず、システムや選手の組み合わせも様々模索しましたが、2006シーズンよりもさらなるチーム力の飛躍というものは見せることができませんでした。しかし、上記のような形に落ち着いてからは強さを取り戻し、ブッフバルト時代から培ってきた守備をさらに組織的に洗練させ、その分、攻撃に関しては、前線3枚の個の力だけに頼るというサッカーになってしまいましたが、守備の強さというものはJの中で1枚も2枚も抜け出ていました。そして、その守備の強さと、ワシントン&ポンテという個の力もあって、ACLで優勝。更にはCWC第3位という結果を出しました。しかし、J1リーグでは、圧倒的な勝点差で首位にいたにも関わらず、J1、カップ戦、A3、ACL、CWC、そして多くの選手が日本代表でも戦い、終盤には多くの選手が疲労困憊、満身創痍の状態に陥ってしまい、フィジカルもモチベーションも底辺まで落込み、結局最後は脅威の追い上げを見せた鹿島に逆転優勝されてしまいました。このことについては、多くの大会で主力をほぼ固定して戦ったオジェックの手法に、批判の声も多く見られました。結果としては素晴らしいシーズンでしたが、ベタ引きからワシントン&ポンテ頼みの攻撃というスタイル、そして、オジェックの選手起用法、その部分で不満の声も多かったシーズンでありました。更にはワシントンとの確執(結局ワシントンはこのシーズン終了後にチーム去る)などもありました。 2008年 そして今シーズン。結果と共に内容でも向上を期待されたシーズンであり、三都主の復帰、高原、エジミウソン、梅崎の獲得、その期待に応えるには充分な戦力を開幕前には揃えてきました。しかし、いざ開幕してみると、三都主は怪我、高原とエジミウソンはコンディション最悪、ということで、開幕から2連敗、いきなりのオジェック更迭というところまで、まさに坂道を転がり落ちるような状態となってしまいました。その後は、エンゲルスコーチが監督に昇格し、初陣となったナビスコ杯の神戸戦では黒星スタートでしたが、続くナビスコ杯京都戦では引き分け、第3節新潟戦、第4節清水戦、第5節磐田戦、第6節鹿島戦と勝利し、4連勝、ナビスコ杯第3節の京都戦では引き分けとなりましたが、現在最近5試合で4勝1分とチーム状態は上がってきています。しかし、闘莉王をMFで起用する方法が上手く機能して回復状態にありますが、残念ながら期待されていた内容の質の向上はまだまだのようで、この先に関しては予断を許さないチーム状態にあると言えそうです。 ○ 浦和に何を望むのか? (主観) それは、ACL優勝、そして、CWC第3位という名に恥じないような質のサッカーであり、昨シーズンよりも魅力的なサッカー見せること、であると私は思っています。オジェックの更迭については、皆様と意見を交換するにあたり、結果もさることながら、オジェックの監督としての能力の限界を見せてしまったこと、それが更迭の大きな理由であるという1つの答えを導くことができました。つまり、さらなる戦力のアップをしながらも、プラスの質の内容を作ることができず、ある意味、新しい戦力の加入によって、昨シーズンよりも全体的な組織力を落としていまったことにありました。そしてそれは、結果が出てきている今においても、まだ続いていると言えるように思います。私としては、まずは2006年の姿に戻って欲しい、というところがあります。例えば、 FW:エジミウソン MF:梅崎 ポンテ MF:三都主 鈴木 阿部 平川 DF:堀ノ内 闘莉王 坪井 GK:都築 このようなメンバーと布陣にして、もちろんそれにはポンテと三都主が怪我から復帰してトップパフォーマンスを取り戻す必要がありますが、浦和には、田中達也、永井、高原、細貝、相馬、など充分な戦力がありますから、タイプの異なる選手がお互いにハーモニーを奏でるようなチーム状態を取り戻すことは可能であると思います。むしろ、ポンテや三都主が不在な今をポジティブに考え、個に頼る攻撃ではない、全体として機能性の高い攻撃を構築する絶好のチャンスとして、エンゲルス監督にはそれを活かして欲しいと望んでいます。定評のある堅守から、中央突破、サイド攻撃、そのような縦横無尽なカウンター攻撃、またはポゼッションしての厚みのある攻撃、それが可能な選手が揃っていると思いますので、個を活かした組織、特に攻撃面で個が輝く組織、その構築を強く願っています。コンパクト、フィールドを大きく使うサイドチェンジ、効果的な前からのプレス、効果的なビルドアップ、リズミカルなパス交換、速い攻守の切り替え、高いサポートとカバーリング、近代フットボールにおける良いサッカーのポイントであるこれらの要素を一日でも早くチームに浸透させ、2006年の状態、いや、現在の戦力を考えるならば、それ以上の質の内容を、我々に見せて欲しいと思います。浦和レッズにはそれを、私は個人的に強く望んでいるところです。 このブログは皆様の応援で継続されています。 記事の内容が「興味深い、賛同できる」と思いましたら、 ◎ サッカー人気ブログランキング ◎ ○ サッカー FC2 Blog Ranking ○ への応援クリック投票をポチッと宜しくお願い致します。 |
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