FC東京vs川崎F 「FC東京が大量4得点で逆転勝利」
試合 :第7節
開催日:2008年4月19日
結果 :FC東京勝利
スコア:「4−2」
得点者:テセ カボレ 谷口 赤嶺 大竹 今野

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○ FC東京分析 「輝く大竹洋平と赤嶺真吾」

「4−3−1−2」

FW:カボレ 赤嶺
MF:栗澤
MF:今野 浅利 梶山
DF:長友 藤山 佐原 徳永
GK:塩田

序盤、FC東京の方が後ろの「4−3」のところをコンパクトに保ち、良い守備をしていたのですが、FKからテセにアッサリ決められてしまい、ビハインドでのスタートとなりました。その後前半24分に左サイドのFKから、カボレの膝カックンシュートで同点に追い付きましたが、直後の25分に、再び先制点と同じような位置から川崎のFK。それを谷口に決められて「1−2」となりました。良い守備をしている割にはセットプレーなどからアッサリ失点してしまう、これはもうFC東京の持病のようになってしまっていますね・・・(苦笑) しかし、前半43分、左からの長友のクロスをゴール前で赤嶺とカボレが川崎DFと競り合い、後ろにこぼれたボールに素早く反応した赤嶺がシュートを決めて、前半は「2−2」の同点で終えました。
後半からは川崎の中盤が緩くなったので、FC東京が優勢に攻める展開。そして、後半18分、栗澤に代わり途中交代で入っていた大竹が、PA内右サイドで仕掛けると、そのまま左足のアウトサイドで意表を突くシュート。これが見事に決まって「3−2」とFC東京が逆転しました。さらに、後半25分、リズミカルなパス回しから、その大竹のスルーパスを受けてDFの裏に走り込んだ今野がゴールを決めて「4−2」。試合はFC東京が大量4得点を奪って勝利しました。
最近FC東京の試合をよく見ていますが、赤嶺真吾と大竹洋平、この2人のパフォーマンスに高いものを感じますね。赤嶺はナビスコ杯第3節磐田戦でも書きましたが、ストライカーとして高い資質を感じる動きをします。ゴールが見えたら、コースが見えたら、躊躇せずシュートというプレーにそれを感じますし、シュートにいくまで、シュートを打つまで、これも速いので、シンプルにストライカーとしての動きができているように思います。大竹の方は、とにかくドリブルにしてもパスにしても技術が高いと感じます。この試合で見せた得点などは、高い技術が無ければできないことですから、かなり将来が楽しみな選手ですね。香川が日本代表候補に選出されるなら、この大竹や赤嶺などが選出されてもおかしくないように思います。
また、この試合では左SBの長友も良かったですね。システムが3ボランチで、後ろの「4−3」をコンパクトにしていますから、ボールを奪ったら速いタイミングでオーバーラップできるので、長友のスピードと運動量が活きる形になっていると思います。その分、右SBの徳永がディフェンシブになっていますが、この形は悪く無いので、これをこのまま継続させて欲しいですね。

カボ:6点:調子向上中。
赤嶺:6点:得点への嗅覚見せる。
栗澤:4点:よく動いていたが効果的な仕事できず。
今野:6点:攻守に貢献し得点も決める。
梶山:5点:もっとアグレッシブなプレーが欲しい。
浅利:5点:アンカーとして安定。
長友:6点:森との対決を制す。
徳永:5点:守備で貢献。
佐原:5点:やや危ない場面も。
藤山:5点:カバーリングでは光る。
塩田:5点:安定。
大竹:6点:1ゴール1アシストの活躍。


○ 川崎フロンターレ分析 「解決策は攻守の繋ぎ役の選手」

「3−4−1−2」

FW:テセ ジュニーニョ
MF:大橋
MF:山岸 谷口 憲剛 森
DF:伊藤 寺田 井川
GK:川島

川崎に関しては、同じことを繰り返し書くことになりますが、中盤のプレスが緩いこと、そして、マギヌンが抜けたことで攻守の繋ぎ役が不在なこと、それによって攻守に威力を失っているように思います。憲剛は良いパスを出していますが、逆に言えばそこからの一本のスルーパスが通ればチャンスになる、という単調な攻撃になってしまっているので、この試合ではセットプレーから2得点しましたが、流れの中からは厳しい感じがしました。テセ、ジュニーニョ、大橋、憲剛、谷口、この中央ラインでしっかりボールを回して「ため」を作り、サイドの山岸や森へ「展開」する、そのような攻撃をしっかり作り直してくる必要があるかなと思います。
守備面に関して言えば、これも繰り返しになりますが、受けるような守備は川崎の得意とするところではないのに、選手が能動的ではなく受動的な守備をするので、バイタルエリアで勝負されてしまうことが多く、これでは失点は減らないと思いますね。とにかく積極的な守備、これを取り戻すことが重要だと考えています。

テセ:4点:もう少しポストプレーやプレスで貢献したい。
ジュ:5点:復調感じるがまだ100%ではない。
大橋:4点:攻守の繋ぎ役として仕事をしたい。
山岸:4点:効果的なパスをもらえない。
森 :4点:長友にやられた。
憲剛:5点:司令塔として指示を出したい。
谷口:5点:守備面での向上を望む。
伊藤:4点:中盤との連携で守備を。
寺田:4点:中盤との連携で守備を。
井川:4点:中盤との連携で守備を。
川島:4点:4失点。


○ 試合後記

多摩川クラシコという、よくわからない試合名が付いていますが(苦笑)、とにかく得点が多く入るこの対戦カード。テセが先制点を挙げた時には、また昨年の再現となるのかなと思いましたが、今回はFC東京がお返ししましたね。FC東京の城福監督は相変わらず毎試合ごとにスタメンを入れ替えていますが、守備選手だけでも固定した方が良いのではないかと思いますね。川崎の方は、ちょっとチームとしての方向性を見失いつつあるのかなと感じます。攻守両面で基本的なことから作り直した方が良いように思いますね。


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【2008/04/20 11:45】 | J1リーグ試合分析08 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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