横浜FMvs清水S 「CKから1点づつ痛み分け」
試合 :第7節
開催日:2008年4月19日
結果 :引き分け
スコア:「1−1」
得点者:西澤 中澤

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○ 横浜Fマリノス分析 「良いチーム状態もサイド攻撃に不満」

「3−4−1−2」

FW:大島 ロニー
MF:山瀬功
MF:小宮山 松田 兵藤 田中隼
DF:田中祐 中澤 栗原
GK:榎本

DF3枚+松田の守備力が高く、中盤でもアグレッシブなプレスができているので、チーム状態としては良い感じだと思います。この試合でも清水にチャンスらしいチャンスは作らせていませんでした。攻撃面でも、この試合ではロペスは出場していませんでしたが、山瀬をトップ下に上げた効果もあって、その山瀬を軸として、ロニーも次第にフィットしてきている感があり、特に悪いという感じはありませんでした。
但し、サイド攻撃ということには物足りなさがあり、この試合を見ていても、そもそもサイド攻撃が少なかったですし、数少ないサイドからの場面でも、クロスの質が悪かったり、中に人がいなかったりと、サイド攻撃に威力が無い感じでした。鹿島や名古屋などはサイド攻撃に威力があるので強さを見せていますし、その他の攻撃が好調なチームも、サイド攻撃に威力があるので攻撃が好調なのだと思いますから、マリノスとしても、もう少しサイド攻撃の威力を高めていきたいところですね。山瀬頼みの攻撃になってしまうと、優勝ということは厳しいかなと思います。
サイド攻撃に威力が無い原因として、1つには、小宮山&田中隼というウイングバックが、少し守備的過ぎるかなと思います。5バック気味であることが多くなっている訳ではありませんが、中盤のボランチと横並びの位置から上がっていくことが少なく、もしくは遅く、それが守備での堅さを生んでいるのだとは思いますが、攻撃にかかった時には、もっと速く、そして、多少のリスクは背負ってでも、攻撃に参加する回数、仕掛ける回数を増やす必要があると思います。
そして2つには、中との関係、特に大島との関係が確立されていないかなと思います。日本代表には縁遠い大島ですが、Jでは屈指の空中戦の強さを持っている選手で、昨季は大久保とタイの日本人トップの14得点をしている選手ですから、サイドから大島の頭、という攻撃をもう少し約束事として確立させても良いのかなと思います。そのような攻撃が威力をもってくれば、ロニーや山瀬の動きも、もっと活きてくるのではないかと思いますね。
シュート数も少ないですし、リスクを背負ったサイド攻撃から、中央の大島の頭、ロニーや山瀬の足下、そのようなセンタリングによるチャンスの演出というものを意識して高めていけば、シュート数も自然に増えると思いますし、大島、ロニー、山瀬、という選手たちは決定力も持っていると思いますから、得点力も上がってくるのではないかと思います。

大島:5点:得意の形が作れない。
ロニ:5点:次第にフィット感。
山瀬:6点:今の横浜の攻撃の80%。
小宮:5点:攻撃意識を高めたい。
田隼:5点:センタリングに精度を。
兵藤:5点:惜しいオーバーヘッドシュート有り。悪くなかった。
松田:6点:アンカーとして効果的な動き。
田祐:5点:安定。
栗原:5点:安定。
中澤:6点:価値ある同点ゴール決める。
榎本:6点:好セーブ有り。


○ 清水エスパルス分析 「爽やかなチーム過ぎてアクが無い」

「4−3−1−2」

FW:西澤 原
MF:フェルナンジーニョ
MF:枝村 本田 伊東
DF:児玉 高木 青山 市川
GK:西部

選手も爽やかな選手が多いし、監督も爽やかで、チームカラーも爽やかなチームですが、ちょっとアクが無い感じですね。フェルナンジーニョ自体の動きは悪く無く、良い時のフェルナンジーニョと同じようなパフォーマンスを見せていると思いますが、その他の選手に、アクセントとなるプレーや、勝負を決めるようなプレーができる、そのような選手が見当たらないかなと思います。藤本や兵藤がトップパフォーマンスで出場してくれば、その部分で改善してくるのだとは思いますが、今はキツイ感じかなと思います。枝村や市川の縦への動きを促し、活かしてくれる選手がいませんからね。
しかし、第6節までで9失点いる守備はどうなのかと思いましたが、この試合を見た限りでは昨年までのそれと比べて酷く悪くなっているという印象はありませんでした。16日のナビスコ杯では東京Vに「5−0」と快勝していますから、底辺を抜け出して復調してきているのかもしれませんね。但し、1対1の場面での甘さ、というものは見られるので、そこはもっと厳しく競り合っていきたいところだと思います。
とにかく今のエスパルスは、怪我人が戻ってきてトップパフォーマンスを取り戻し、新戦力のブラジル人2人がチームにフィットしてきて攻撃に威力を出してくる、それが待たれるところだと思います。それまでは、いかに辛抱強く戦って、勝点を落とさないでいられるか、それが重要になってくると思いますね。

西澤:5点:CKから見事な得点もポストとしてもっと働きたい。
原 :4点:目立たず。
フェ:6点:孤軍奮闘。
枝村:4点:負傷交代。
伊東:5点:アンカーの方がベストか?
本田:5点:悪く無い動き。
児玉:4点:目立たず。
市川:5点:活かしてくれる選手いない。
青山:5点:良く守っていたが最後中澤にやられた。
高木:5点:無難。
西部:5点:無難。
藤本:4点:精彩欠く。


○ 試合後記

どちらのチームもブラジル人の新外国籍選手が苦戦していますね。横浜のロニーとロペスは少しづつ馴染んできていますが、清水のアウレリオ、パウロ、この2人はまだまだチームにフィットしてきていないようです。清水の場合はチョ・ジェジンがチームを去って、確かにその影響はあるかなと思いますが、しかし、チョ・ジェジンの得点力では優勝を狙うには物足りなかったことも事実で、川崎などもそうですが、ある程度のチーム力を築けてきた後、そこから優勝できるチームになるのも、なかなか難しいということが分かりますよね。


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