A新潟vsJ磐田 「上昇新潟、平行線磐田」
試合 :第12節
開催日:2008年5月10日
結果 :アルビレックス新潟勝利
スコア:「1−0」
得点者:アレッサンドロ

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○ アルビレックス新潟分析 「内容結果共に上昇」

「4−2ー2−2」

FW:アレッサンドロ 矢野
MF:松下 マルシオ・リシャルデス
MF:千葉 寺川
DF:松尾 千代反田 永田 内田
GK:北野

前回試合を観たのは第4節の鹿島戦でしたが、第12節まできて、だいぶ良くなってきましたね。前線から最終ラインまでがコンパクトになって、2トップの矢野とアレッサンドロがしっかり相手のボランチにプレッシャーをかけ、問題視していた守から攻の切り替えも改善されてきました。そして、マルシオ・リシャルデスの存在、やはりこれも大きいですね。そこでボールがキープできますし、展開もできるので、今の新潟にマルシオ・リシャルデスは欠かせない選手だと思います。
得点シーン、アレッサンドロのシュートはジャストミートしませんでしたが、それが逆に良い方向へ流れて、ゴールを奪うことができました。残り時間もしっかり守って、内容のある勝利だったと思います。左SHの松下、FWの矢野、ダブルボランチの千葉と寺川、良く動いて、昨季のような献身的に動く新潟のサッカーが戻ってきているように感じました。また、エジミウソンの代わりに獲得したアレッサンドロも、なかなか良いFWのように思いますから、今季は選手の流出が多かった新潟ですが、エジミウソンの穴だけは埋められているようで、良かったと思います。
これでだいたい昨季の感じまでには戻ってきていると思いますので、後はここからどうレベルアップしていくのか、だと思います。ボランチでゲームメイクできる選手が1人、そして、サイドバック、そこに威力のある選手が欲しいですね。ダヴィが移籍したようなので、3つ目の外国籍選手枠でボランチが欲しいところです。

アレ:6点:良いパフォーマンス。
矢野:5点:よくボールを引き出す。
松下:5点:献身的に動いて活性化。
マル:6点:攻撃の起点。
寺川:5点:献身的に動く。
千葉:5点:中盤の底で守備が光った。
松尾:5点:悪く無い。
内田:5点:攻撃でも見せたい。
千代:5点:よく守った。
永田:5点:よく守った。
北野:5点:安定。


○ ジュビロ磐田分析 「改善見られない」

「3−4−1−2」

FW:中山 萬代
MF:西
MF:村井 上田 犬塚 駒野
DF:茶野 田中 加賀
GK:川口

確かに後半などはよく攻めていましたが、ゴールの匂いというのは感じませんでした。とにかく、ジュビロは開幕から、一貫してコンパクト性に欠ける時間帯が多いと言うのか、選手がパラパラと分散していて、1人1人の能力は低くないので、個々は頑張っているのですが、それがなかなか全体的な連動性に繋がらないところがあります。西、そして、後半から投入された前田などは、高いパフォーマンスを見せていましたが、それが3人目4人目と連動していかないので、ゴールの匂いというものは、感じることができませんでした。ジウシーニョがいないということも、ゴール前という部分で、迫力不足を感じました。
また、横浜などと同様に、サイド攻撃が機能していない、ということが痛いところです。村井と駒野と言えば、代表クラスの両サイドとも言えますので、前田と西の「ため」からサイドへ展開して、という形を、しっかり作ってくれば、Jでも屈指の攻撃力が生まれてくるはずなので、内山監督には強くそこの強化を、お願いしたいところです。川崎などを見ていてもそうですが、ウイングバックというのは、裏のスペースを恐れるあまり下がり過ぎると良いことは無いので、常にイニシアティブを取って前に出ていくことを強く意識し、守備をする場合でも、なるべくボランチぐらいの位置でプレスを仕掛けていくような積極的な意識というものが必要だと思います。まあ、この辺りは、ボランチの守備力、前線での守備力、というものと密接に関係していますので、ウイングバックだけの問題ではないわけですが・・・。
今季のJというのは、全体的に、コンパクト性のある守備組織というものを作ってきているチームが多いのですが、ジュビロは少しその構築が成熟していない、意識が薄い、そのように感じます。もし黄金期の再現を狙うならば、もっと選手と選手の距離感を短くして、強引にドリブルで仕掛けなければならない、パスを出す選手を探さなければならない、そのような状況を改善して、3人4人と連動して動くような全体的な意識を構築してこなければならないと思います。

萬代:3点:存在感無し。
中山:3点:ボールが足に付かず・・・。
西 :5点:孤軍奮闘もサポート無し。
村井:3点:良いところ無く・・・。
駒野:4点:1人では崩し切れない。
上田:4点:「ため」が欲しい。
犬塚:4点:中盤での無理なドリブルでは状況を打破できない。
茶野:5点:そこそこ。
加賀:3点:退場。
田中:4点:統率力を発揮したい。
川口:4点:安定感にやや欠ける。
前田:5点:投入されてから攻撃の起点となる。


○ 試合後記

新潟は、鹿島戦を見た時には、どうなるのかなと思いましたが、よく昨季レベルまで持ち直してきたと思います。補強も含めて、中断期間で、どれだけチーム力を上積みすることができるのか、そこが問われてきそうですね。一方、磐田は、第12節まできて、ほとんど変わらない状態で、平行線のチーム状態なので、中断期間には、もう一度、チームのコンセプト、組織の有り方、それを煮詰めて欲しいと思います。このままでは、降格というものは無いかもしれませんが、勝ち負けを繰り返す、鳴かず飛ばずのチームで今季も終わってしまうと思いますね。


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【2008/05/12 11:47】 | J1リーグ試合分析08 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
RRさん、コメントありがとうございます。

RRさんはアルビサポなので、復調は嬉しいですよね。アレッサンドロが良い選手で良かったと思います。中断期間にどの程度強化してこられるのか、期待しています。
【2008/05/13 22:40】 URL | 管理者jube #-[ 編集] | page top↑
磐田は人的配置が完全にカウンター向きなんですよね。3−5−2ですし、ダブルボランチとOHの西の組み合わせを見ると。それなのにポゼッションで4−4−2の新潟にサイド攻撃仕掛けるのは無理ありました。アルビから見たら村井以外は怖さゼロ。

守備にしても3バックがつねに3バックでしたから、サイドからの揺さぶりにまったく対応できていませんでした。元々スピードはあるアルビの攻撃陣と経験で勝負するタイプの磐田守備陣でもあるにかかわらず。

前田が入るとまったく違うのは、前田個人の実力なのですが、選手構成と志向するサッカーがかけ離れていることと修正力の無さには先々不安になりそうですね、磐田サポーターは。

アルビから見ると、アレッサンドロは凄いですよ、本当に。自分が見たJの助っ人でも派手さはないけれどプレーの質は本当に良いです。マジで勉強になる奥深いプレー連発でした。現時点ではエジミウソン以上に自分の評価は高いです。
後は中断期間にブラジル人とパサーを獲得することで、上位進出体制が整いそう。にしても、鈴木監督は本来もうちょっと違うサッカーを志向するはずなのですが、現状のチームのまとめ方を見るとなかなか凡庸ではないですね。
【2008/05/13 02:07】 URL | RR #-[ 編集] | page top↑
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