アルビレックス新潟分析
第12節終了時点で第12位、
勝点15、4勝5敗3分、得11失15、得失点差ー4、
開幕から4連敗しましたが、
第5節から第12節までは4勝1敗3分と、
調子を上げてきています。

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○ 守備

まず、悪かった時と比べて、何が良くなったのかと言えば、それは、人に対して厳しく付くようになった、ということだと思います。理由は分かりませんが、開幕当初の新潟は、最終ラインのところでも中盤でも、人に対するチェックの厳しさ、というものが見られませんでした。想像するに、DF4+MF4でブロックを作り守備をする、というのは変わっていないのですが、最初は、ゾーンということを意識し過ぎて、人に対するチェックが甘くなっていたのかなと思います。まずはそこが改善してきたことによって、守備は向上してきたと思います。
そして、それに伴って、最終ラインからFWまでのコンパクト性が高まり、MFが前から前からプレスをかける、FWも相手のボランチの位置まで下がってプレスをかける、そのような守備ができるようになり、DFがズルズル下がらなくなった、ということも、向上してきた大きな要因だと考えられます。
また、左SBに起用されている松尾が守備面で安定感のあるプレーを見せており、左SHの松下と共に、攻守において左サイドが及第点のパフォーマンスを出していることも、プラス材料になっているのではないかと思います。
しかし、これは、このような戦い方をしている、どのクラブにおいても言えることですが、この好調さを維持できるかどうかは、疲労との戦い、怪我人との戦い、となってくる、ということですね。鹿島と名古屋が、好調から一転、怪我人と疲労の蓄積によって、完全に勢いを失っていることからも解かるように、浦和以外のクラブというのは、戦力的に層が厚いとは言えず、主力が抜けると格段にチーム力が落ちてしまう、同じようなサッカーができない、という同様の傾向にありますから、新潟においても、そのことに対する準備というのは、しっかりとやっておく必要があると思います。

○ 攻撃

攻撃面で良くなった部分は、まず、FWが前で待つのではなく、積極的に下がってボールを受けるようになった、ということだと思います。悪かった時は、矢野とアレッサンドロが、前線で何となくボールが来るのを待っている感じでしたが、磐田戦を見る限りでは、下がったり横へ流れたりしながら、矢野とアレッサンドロが能動的にボールを受ける動きが増えて、昨年の矢野とエジミウソンの2トップの動きに、かなり近くなってきたのではないかと感じられます。2トップに放り込むのではなく、2トップにしっかりボールを預けて、それから押し上げていく、それができるようになったことが、大きいのではないかと思います。
また、マルシオ・リシャルデスの復帰で攻守の繋ぎが良くなった、ということも、攻撃面では大きなプラスになっているように思います。左SHの松下が、汗かき役として攻守に献身的に動きバランスを取り、右SHのマルシオ・リシャルデスが「ため」と「FWとの絡み」で攻撃を作っていく、そのような形が出来上がってきていると思います。
後は、中盤の底からの展開力、これがあると、もっと攻撃は威力を持ってくるのではないかと考えられます。また、守備面でも、中盤の底に安心してボールを預けられる選手がいると、さらに良くなってくるのではないかと思います。もしくは、田中亜土夢を起用して、松下、千葉、田中、という3ボランチに、マルシオ・リシャルデスのトップ下、このような布陣にして、中盤の激しいプレスからのカウンター、という攻撃を構築するのも、面白いかもしれませんね。


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【2008/05/17 11:45】 | J1クラブ分析08 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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