川崎Fvs大宮A 「油断大敵」
試合 :第13節
開催日:2008年5月17日
結果 :大宮アルティージャ勝利
スコア:「2−3」
得点者:OG ジュニーニョ 土岐田 デニス・マルケス 小林慶

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○ 川崎フロンターレ分析 「楽勝ムードが一転」

「3−4ー1−2」

FW:テセ ジュニーニョ
MF:大橋
MF:山岸 谷口 憲剛 森
DF:伊藤 寺田 横山 
GK:川島

前半の川崎は、パスがリズミカルに回って、サイドにもよくボールが展開されて、申し分ない内容でした。その中で、テセの個人技、そして、ミスを突いてジュニーニョの巧みなドリブルからのシュート、この2つのプレーで2得点を奪い、まさに楽勝ムードの前半でした。
しかし、後半、その楽勝ムードが悪い方向へ出てしまいましたね。相手の交代に対応できず、緩い感じで後半ゲームに入ってしまったことで、大宮に良い攻撃をされるようになってしまい、土岐田とデニス・マルケスに得点を許してしまいました。こうなると勢いは完全に相手の大宮ということで、試合終了間際、小林慶に超ロングシュートを決められ、結局、逆転敗戦となってしまいました。
連節の逆転勝ちで結果も出て、選手のコンディションも良く、連携も高まってきている中で、前半、相手のミス絡みで簡単に2得点して、明らかに気持ちに油断が生まれてしまったと思います。まあ、中断前に、気持ちを引き締める良い教訓になった試合だと思えば、それほど気にする必要は無いかなと思いますね。中断明けからは、このような試合をしないよう、気持ちを修正してくれば問題無いと思います。

テセ:6点:パワフルさは凄い。
ジュ:6点:巧みなゴール。
大橋:5点:よくボールを回す。
山岸:4点:後半スタミナ切れ。
森 :5点:動き良し。
谷口:5点:動き良し。
憲剛:5点:攻守に頑張ったが・・・。
横山:5点:及第点のプレー。
伊藤:4点:後半左サイドを突かれる。
寺田:5点:チームをまとめたい。
川島:4点:3失点目はやや軽率。


○ 大宮アルティージャ分析 「狙いハッキリ、しかしミスも目立つ」

「4−2−2−2」

FW:デニス・マルケス 藤本
MF:金澤 小林大
MF:佐伯 小林慶
DF:波戸 冨田 片岡 村山
GK:江角

2失点してしまいましたが、前半から、それほど悪いサッカーをしていたわけではなく、遠くを見て狙う大きな展開、そして、DFの裏を狙う攻撃、これが一貫して明確であり、ミスでの2失点目は痛い感じでした。
後半、あまり効果的な動きが出来ていなかった、小林大に代へ土岐田、金澤に代へ吉原、この交代が効きましたね。藤本が左SHに入り、ボールを良く触ってゲームを作り、土岐田が2列目から飛び出すという攻撃が実って、1点を返すことができました。さらに、デニス・マルケスが個人技から強引に2点目を奪って同点。後半は川崎の気持ちの緩みということもありましたが、前半から一貫していた裏を狙う攻撃、そして、右から左という攻撃から、左から右への攻撃という形に変えて、川崎の守備を混乱させたのも良かったと思います。最後は小林慶の見事な得点で逆転。よく勝点3を奪ったと思います。
しかし、失点にも繋がりましたが、繋ぎのところでのミスが目立っていたことも事実で、そのような何でも無い場面でのミスを減らさないと、いらない失点を生んでしまうと思いますね。それは攻撃面でも同じで、せっかく狙いのハッキリした、遠くを見て狙う大きな展開、そして、DFの裏を狙う攻撃、それが機能していますから、ミスを無くせばもっと良くなってくると思います。

デニ:6点:得点シーンは圧巻。
藤本:6点:後半SHになってからゲームを作る。
金澤:3点:良い所見られず。
大悟:4点:もっとボールに触ってゲームを作りたい。
慶行:6点:価値ある逆転ゴール。
佐伯:5点:守備と繋ぎで無難にプレー。
波戸:5点:まずまず。
村山:5点:まずまず。
冨田:4点:人に厳しくいきたい。
片岡:4点:熱くなり過ぎてはいけない。
江角:5点:安定していた。
吉原:5点:裏に走って、まずまず。
土岐:6点:後半投入後得点しチームを活性化。


○ 試合後記

大宮のサッカーですが、選手が常に遠くの選手を見てパスを出す大きな展開と、一貫して相手のDFラインの裏を狙う攻撃、そして、攻守両面で威力が出るようコンパクト性というものを意識したサッカー、かなり良い感じだと思います。しかし、コンパクト性を保つ為にDFラインを高くするということは、その裏を狙われる危険性と隣り合わせですから、そのケアと、ボールの出し手に対する厳しいプレスというものを、もっと高めてこないと、なかなかチーム力は安定してこないかなと思います。また、狙いが良くても、やろうとしているサッカーが良くても、パスの繋ぎだとか、トラップだとか、その辺りの個人技でミスが多く出てしまうと、それも水の泡になってしまうので、そこも高めていきたいところですね。


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【2008/05/19 11:45】 | J1リーグ試合分析08 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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