痛感するアジア、アウェイの地の厳しさ。
他のアジアの国にしてみれば、
当然日本の地はアウェイでありますが、
そこが過酷な環境であるとは、
言えないところだと思います。

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しかし、
日本にとって、
アジアのアウェイの地というのは、
実に過酷な場合が多い。

水質なのか、
ウイルスなのか、
原因は不明ですが、
必ず腹痛などの体調不良に、
陥る選手が出ます。

時には、
練習する場でさえ、
満足に与えてもらえない場合もある。

さらに、
ピッチコンディションが良好なことは、
まず無く、
場所によっては、
規定よりピッチが小さい、
ゴールの枠が小さい、
という信じられないことまであるのが
現実であります。

そして試合が始まれば、
特に中東では、
あの独特の歌と音楽が流れ、
また、
少なくないケースで、
中東の笛も存在する。

そして何より、
最も過酷なのが、
高温多湿の気候。

走れなければ始まらない、
サッカーというスポーツにおいて、
高温多湿の環境程、
過酷なことはありませんよね。

それに加えて、
無風で、
直射日光が照りつけるグラウンドならば、
まさに灼熱地獄となります。

それは、
サウナの中でサッカーをしているのと、
ほとんど変わらないのだと思う。

運動量と技術で勝負する日本としては、
高温多湿の環境と、
荒れたピッチというのは、
最大の敵だと、
言えると思います。

これは相手も同じではありますが、
移動距離が長いということも、
確実に選手の負担となりますよね。

代表ではなくても、
クラブレベルであっても、
ACLを戦うクラブの現状を見てみれば、
その過酷さというものは、
相当なものであると察し得ます。

私も草サッカーレベルで、
炎天下のピッチでサッカーをしたことがありますが、
15分以上プレーし続けたら、
生命の危険を感じます。

そして、
その後の疲労感というものは、
半端ではありませんでした。

私は、
どちらかと言えば寒い方が苦手で、
暑い夏にサッカーをする方が好きでありますが、
そうであっても、
40度近い気温と直射日光の下でプレーするのは、
勘弁して欲しいところがあります。

従って、
いかに彼らがプロであり、
代表選手であるとは言っても、
W杯予選というプレッシャーの中、
そして、
相手の強さもある中で、
質の高いサッカーと、
100%のパフォーマンスを、
選手に求めることは、
私にはできません。

湿度が高いと、
まとわりつく湿気で、
身体が重くなりますし、
灼熱の空気は、
息することさえ苦しくなります。

アウェイのオマーン戦、
確かに厳しい見方をすれば、
指摘できる部分は多くあります。

相手も同じ条件だ、
そう言ってしまえば、
そうかもしれません。

しかし、
冒頭でも書いたように、
日本以外の国が日本の地をアウェイとすることと、
日本が中東や東南アジアの地をアウェイとすることには、
その過酷さにおいて、
大きな差があるように感じます。

私は、
岡田ジャパンに賛同していないし、
どのタイミングであっても、
より良いと思われる監督へ、
その交代を望んでおり、
選手のパフォーマンスにも、
満足とは程遠いと感じていますが、
流石に、
アウェイ、
オマーン戦のような、
過酷すぎる環境での試合においては、
それを声高に叫ぶ気にはなれないところです。

3次予選は苦しむことなく勝ち抜けると、
最初は考えていましたが、
アジアにおけるアウェイの地の過酷さを、
まざまざと痛感するにあたり、
その考えが、
いかに甘かったかと、
今は考えを改めています。

そして、
それと共に、
アジアにおけるサッカー、
とかく、
劣悪な環境でのW杯予選というものを、
考え直して欲しいと、
強く思っています。


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【2008/06/09 11:45】 | 岡田ジャパン考察 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
プーアールさん、コメントありがとうございます。

そうですね、最終的には、中東は別枠にして欲しいと、私も思っています。メディアとスポーツの関係、そこは、常にバランスを保とうとシーソーのような状態を繰り返さざるを得ないのだと思いますが、JFAがそのバランスを間違えないことが、肝心であると、私は考えています。アウェイのオマーン戦のような環境でやる試合は、エンターテイメント的にも、面白くないですよね。
【2008/06/10 23:23】 URL | 管理者jube #-[ 編集] | page top↑
jubeさん

確かに、アジアは広い。
中東も含めたエリアに豪州も加わっての最終予選はさらに過酷さを増すでしょう。

私も将来的には、中東諸国はアジアと切り離した予選枠を持つべきでないかと考察します。

ただし、そこに至るには、東アジアと中東諸国がそれぞれ世界の舞台で結果を残さねばなりません。
それまでは、十把一絡げの状態が続くでしょうね。

日産スタジアムでのオマーンも慣れない雨とスリッピーなピッチに戸惑ったと聞きます。

サッカーが世界の言葉として普及している背景には、そのシンプルさと清濁全てを飲み込むグローバリズムがあるのだと感じております。

今後の日本はアジアの一員として、この環境で勝ち抜く為の方法論を高めていかねばなりませんね。
一部のクライアントや放送局の利権の為に、チームのアドバンテージが優先されない状況は許しがたい背信行為として、もっと糾弾すべきでしょう。

この状況で先頭に立てないJFAの存在意義にも甚だ疑問を感じます。
彼らにこそ、“Change”が必要なのではないでしょうか。
【2008/06/10 11:01】 URL | プーアール #-[ 編集] | page top↑
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